ラーメン店の集合型店舗といえば、横浜のラーメン博物館が有名ですよね。昭和三十年代の街並みを再現した館内は、ただ歩き回ってるだけでも面白いですよね。

そんなラーメン博物館のような、ラーメン店の集合型店舗が今年9月に仙台にオープンする事になりました。全国各地の有名店7店が出店し、売上高による番付を定期的に発表、人気が無い店は入れ替えられてしまうという、ちょっとテレビ番組的な演出もある感じですね。ラーメン博物館でも、内部では各店の売り上げを公表しているようですが、それをお客さんにも見せるというのはなかなか過酷ですよね。ラーメン博物館でもそうですが、ラーメン店というのはどうしても、メディアで取り上げられている店にお客さんは集まりますし、行列ができるお店で食べてみたいものなんですよね。結果として、ラーメン博物館でも片方の店は1時間待ちで、すぐ隣の店はすぐにでも入れる、なんて事がよくあります。このラーメン国技場のシステムだと、番付が下の方のお店はまめに入れ替わってしまうかもしれませんね。

さてさて、気になる最初に出店される店舗ですが、「一文字（北海道函館市）」「坂内食堂（福島県喜多方市）」「古武士（東京都新宿区）」「元祖一条流がんこ（同新宿区）」「紀一（横浜市）」「山神山人（神戸市）」「好来（熊本市）」という、ネットでちょっと検索すればヒットするような有名店ばかりです。ちなみにこの店の選定には、年間800杯近くのラーメンを食べる事でも有名な、ラーメン界の重鎮、大崎裕史さんがかかわっているそうです。

というわけで、オープンしたら旅行を兼ねて行ってみたい施設になりそうです。