仲村トオル、主演の中国映画でカンヌ挑戦。

2003/05/11 08:52 Written by コ○助

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日本のみならず、アジアという広いフィールドで大活躍を続けている仲村トオルなりが、アジアの大女優チャン・ツィイーと共演した中国映画「パープル・バタフライ」が14日に開幕するカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されるようなり。

チャン・ツィイーは「初恋のきた道」や「グリーン・デスティニー」で、もうすっかりとおなじみとなったアジアの若手女優。まだ23歳ながら、トップスターの座を築いているなりね。「パープル・バタフライ」では、日本でのマネジメントを務めている会社が仲村トオルの所属事務所という縁で共演が実現したようなり。ちなみにチャン・ツィイーの今後の出演作(公開待機作、新作)には、韓国映画の大作「武士」、歴史活劇として評判高い張藝謀監督の「英雄」、完成まであと何年かかるのかも分からない王家衛監督の新作「2046」などなど、アジア映画界の話題作に次々と登場してくるなりね。

仲村トオルは「パープル・バタフライ」について「中国語の長いせりふもあって、日本語の10倍、20倍大変だった」と語っているなり。全体的には6割が中国語、4割が日本語らしく、非常に撮影には苦労をしたようなりが、そこら辺は役者根性とでもいうなりか。そういった努力をして初めて掴めるアジアというフィールドでの活躍なんだなぁ、と。

今年のカンヌ国際映画祭は松本零士の長編アニメや河瀬直美監督の「沙羅双樹」、黒沢清監督の「アカルイミライ」、高坂希太郎監督のアニメ「茄子 アンダルシアの夏」、三池崇史監督のビデオ映画「極道恐怖大劇場 牛頭(ごず)」といった作品が出品され、例年以上に日本勢の健闘に期待がかかるだけに、これらの作品共々「パープル・バタフライ」にもご注目くださいませ。

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