またマイクロソフトで欠陥ですよ。これだけしょっちゅう欠陥だのアップデートだのと言われてしまうと、もうどうしたら良いのやらって感じですね。

今回欠陥が見つかったのは、ウィンドウズXPに標準搭載した個人情報の認証・管理機能システム「パスポート」なんだそうで、この欠陥により、同システムに登録された個人情報が外部に漏れていた可能性もあるんだそうです。かなり危険ですね。ちなみにこのパスポートはユーザーの名前やクレジットカード番号などを一元管理するシステムでして、全世界で2億人近くの人が利用しているんだとか…。現在はすでに修復されているようですが、こういった欠陥は本当に困りますね。XPで強制的にユーザー登録されるようになったわけですし、今後もそうやって個人情報をバンバン扱うんでしょうから、絶対にあってはならない欠陥なんですけどね…。

今回、パキスタン在住のコンピューターコンサルタントがこの欠陥を偶然発見して、マイクロソフトに連絡したそうですが、こうやって偶然発見した人が悪意のある人だとしたら、大変な事になりますよね。ってもうなってる可能性もあるわけですが…。悪意ある人はむしろ積極的に穴を探してるんですから、本当に本当にちゃんとしてもらいたいものです。