若い女性に眼鏡拭きが飛ぶように売れているらしい。なんと4倍の売れ行きで、売り切れになる店舗も出ているという。ZAKZAKでこのニュースを見たとき「携帯の画面やカメラのレンズでも拭くのかしらん」と思っていたら、なんと、洗顔に使うらしいのだ。
眼鏡拭き用の超極細繊維のクロスで洗顔料を泡立てて顔を洗うと、あらあら不思議、毛穴の汚れや古い角質がキレイさっぱりなくなってしまうのだそう。しかも、この極細繊維が布と肌の間にできる泡の層をしっかりとキープするので、洗い上がりがとてもなめらかなんだって! ぬお、これは試してみなくては! ということで、ブームの発端となったTBS系の番組
「スパスパ人間学」のホームページで手順を確認しながら実践してみたのだ。
まず、超極細繊維(と思われる)眼鏡拭きを用意。これに洗顔料をつけてフワフワに泡立てる。うーん、いい! いい感じで泡立ちます。これを指に巻きつけて、なになに、「T-ZONEからフェイスラインの順番で優しく滑らせるように洗ってください」? T-ZONEとフェイスラインってなんだ? まあ、いいや。適当にするするっと。そんで、眼鏡拭きを洗って、それで顔についた泡を拭き取り、しっかりすすぐ、と。おおおおおおお、こりゃいい!! なんだかいつもよりスッキリする。これはお勧めなのだ。
さすがにその後にある「花粉症用のマスクを化粧水に浸して装着する」ことはしなかったが、これだけでも十分気持ちよかった。
この眼鏡拭きを出しているメーカーのひとつである東レでは「美容関係の商品展開も検討している」んだそうで、名古屋の名鉄百貨店もメーカーと提携して「美容ハンカチ」として売り出すなど、みんなこのタナボタを逃さないように必死なのだ。東レとして出すより販売は化粧品メーカーに任せたほうが展開が楽になる気がするのだけれど…。
とにかくビックリなのだ。