「Jリーグに超大物外国人選手が！」と、大々的に報じられた横浜Fマリノスのカフー選手の獲得。ブラジル代表の主将を務めた超が付く大物選手が来日するとあって、サッカー誌も特集やインタビューなどを掲載して盛り上がっていたなりよね。ところが、セリエAのシーズンが終盤になって、既に横浜Fマリノス入りで決定しているはずの来季去就についての報道がチョロチョロと出始め、ついにはイタリアの有料テレビのインタビューを受けたカフー選手自らの口から「来季の契約は白紙」との発言。横浜Fマリノス側はしっかりと契約は結ばれているとの自信があるようなりが、カフー選手側は白紙を強調。なんだかドロドロの展開が待受けていそうな予感がするなりね。

カフー選手が心変わりをしたのは、ACミランからオファーが来てから。現在プレーをしているセリエAの、最高峰のチームからのオファー。確かに心揺らぐのは分かるなりが、契約を反古にしてしまうのは、大人げないというか、なんというか。何だか日本が下に見られているようで寂しくもあるなりねぇ。まあ実際リーグの実力が下なのは否めないので、「魅力がない」と言われればそれまでなのかもしれないなりが・・・。

この手の「来日する」「来日しない」という揉め事は、プロ野球で中日に入団するかどうかで揉めたケビン・ミラー選手が記憶に新しいところ。ミラー選手も中日と契約を結んだ後にレッドソックスからオファーを受け、来日を拒否したという流れだったなりが、カフー選手も同じような流れになってしまうかもしれないなりね。なんてこったい。