僕は腕時計が嫌いで、高校の時にポケットベルを買って以来、腕時計は一つも持っていないのですが、以前親戚の叔父さんに「いい年齢なんだし一つぐらいは持っていた方がいいぞ」と言われ、その場では納得したものの、いまだに一台も持っていない有様です。

さて、3月の開発発表から一部で話題を呼んでいたドコモの腕時計型PHS「WRISTOMO（リストモ）」が、5月7日に5000台限定で発売される事になりました。

というわけで、改めてWRISTOMOの特徴をご紹介します。
・なにはともあれ腕時計型の形状。
・iモードサイトのブラウズが可能。
・最大全角3000文字のEメール送受信が可能。
・PHS位置情報を活用した位置情報コンテンツの利用が可能。
・別売りのシンクロケーブルを使用し、パソコンのOutlookデータとの同期が可能に。
・日常生活防水対応。

といったわけで、通常のPHSとほぼ同じような機能を有しているわけで、今PHSを利用している人にとってはそんなに困る事はなさそうですね。

で、以前コ○助さんが開発発表のニュースを紹介した時にも書いているように、このWRISTOMOはいくつかの弱点があります。まずは腕時計型とはいえ、通話時には腕から取り外して通常の電話のように通話するという事。せっかくの腕時計型なのに、ただ待ち受け時に腕に付けられるだけ、といった感は否めません。ハンズフリー機能は付いていますが、使い勝手はいまいち未知数です。あまり外でハンズフリー機能を使う人はいませんし。もう少し腕時計型ならではの通話方法を考えて欲しかったというのはワガママでしょうか。

さらにはパソコンとケーブルで繋いで、パソコン上でデータ通信を行う事ができない事。パソコンのモバイル利用が多い人にはこれだけでも魅力半減といったところでしょうね。他にもデザインにあまり魅力がない事なども、今ひとつ注目されない要因ではあるでしょうね。まぁ当初5万円以下と言われていた値段は37000円となったのは良かったです。とはいえそれでも高すぎな気もしますが…。

というわけで、このWRISTOMOは5月7日より、公式サイト限定の販売となります。珍しい物新しい物好きな人はぜひぜひ試してみてください。

個人的にはあまり魅力が感じられないというか…。なんだかドクター中松のウデンワとあまり変わらないような（笑）。