今日のランチは「・・・」。

2003/04/24 05:48 Written by コ○助

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先日ある中華料理店に行って、昼から変なモノを食べてしまったなり。まあメニューに載っている以上、変と言っても極端に変というわけでは無いなりが。

その店は中国東北料理を出すところ。水餃子のメニューが豊富で、ほかに北京ダックを始めとした鴨料理がウリのお店なり。コ○助は初めてそのお店に行ったなりが、店の雰囲気も、メニューが豊富な点も非常に好感が持てたので、なにを注文しようかと、メニューをまじまじと見ることに。前菜から炒めモノ、点心にご飯モノ、麺類に至るまで様々なメニューの中に、「スペシャル料理」と書かれた項目があったなり。価格は1,980円。ランチに食べるには高いそのメニュー。その料理の正体は…。

「サソリの唐揚げ(はあと)」。

いやぁ、サソリなりよ(笑)。あはは。よくテレビの罰ゲームとかで上島竜平が食べさせられている(ようなイメージの)サソリなり。コ○助はこの手の虫系はちょっと苦手だったので遠慮したい気分だったなりが、一緒にランチをした人の多数決によって注文することになってしまったなり(笑)。当然そんなものでは腹一杯になるわけがないので他のモノも注文したなりが、まあコ○助の26年の人生ではいまだに口にしたことがない食材(そもそも食材なのかという根本的な疑問もあるなりが)。一度くらいはチャレンジしてみても良いなりか。ちなみに、注文するときに店員さんが伝票に「サソリ」と記入しながら、満面の笑みを見せていたのがとても印象的だったなりよ。きっと「昼からこんな若造がサソリを注文する」という意外な展開に、心の中で突っ込みを入れていたに違いないなり。

調理に時間がかかっているのか、はたまたサソリを調達しに行ったからなのかは分からないなりが、注文から30分が経過してもなかなかメインディッシュの「サソリの唐揚げ」が出てこない。料理名から想像するに、それほど調理に時間がかかるものでも無いような気がするなりが…。

もうしばらく待つと、店員さんがこれまた満面の笑みでメインディッシュを運んで来たなり。机の上に置かれた「サソリの唐揚げ」。見れば小さなサソリが6匹ほど、丁寧に並べられているなりよ。見た目は虫なりね、虫。完全に虫。コ○助の嫌いな虫(笑)。これを今から食べるかと思うと、一瞬全身を寒気が襲ったなり。

まずはサソリをじっくりと観察。図鑑やテレビでしか見たことがないものを箸で掴んでいるというのも何だか変な感じなり(笑)。しっぽの部分がいかにもサソリ、手や足のかたちがなんともサソリ。当たり前の話なりが。

いきなり口に放り込むのは気が引けたので、まずはしっぽの部分を口に。もともと本体が小さいこともあってしっぽの部分も小さいなりが、じっくり噛んでも特に味や食感に特徴なし。ふむ、しっぽは普通に食べられそうなり。次に本体部分。じっくりと観察してしまったのが裏目に出て、なかなか口に入れることができなかったなりが、意を決して口に入れ、ムシャムシャ、ムシャムシャ…。味は…味らしいものが有るのだか、無いのだか。何だか土っぽい臭いと粉っぽい感じがするなりよ。コ○助は漠然とこの手の虫系は何でもそういう味だとイメージしていたなりが、まさに想像通りの味?だったなり。

決して旨いものでも、次にまた食べたいと思わせるものでも無いなりが、まあこうやってひとつのネタになっているので良しとするなりか。1,980円で一生「サソリ食べたことある」ネタを使えそうだし(笑)。話の種に、機会があれば皆さんもぜひ。って、オススメはしないなりが(笑)。

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