世間の注目度はそれほど高くないものの、コ○助は個人的に毎年楽しみにしているフレッシュオールスターゲーム。要はプロ野球の2軍のオールスターゲームなりが、昨オフのドラフトで注目を集めた選手や、明日のスター候補が出場することもあって、これがなかか面白い。試合自体は7月13日に札幌ドームで行われるなりが、こんなに早い段階で出場候補が発表されたなりね。
2軍はご存知の通りイースタンリーグとウエスタンリーグ。東西でチームが分かれているなりが、両リーグから候補として挙がった注目の選手は以下の通り。
【イースタンリーグ】
高井雄平投手(ヤクルト)
鴨志田貴司投手(巨人)
田中賢介内野手(日本ハム)
宮崎一彰内野手(巨人)
【ウエスタンリーグ】
久保田智之投手(阪神)
喜田剛内野手(阪神)
的場寛壱外野手(阪神)
ごめんなさい。ウエスタンリーグは阪神の選手しか知らなかったなり・・・。勉強不足をお詫びしますなり。
で、コ○助が注目するのは、何と言っても阪神の久保田投手。この選手のことは以前から気にしていて、いつか話題にできないかなぁ、と思っているなりが、なかなか話す機会もなくズルズルと。今日は良い機会なので、今一部の阪神ファンの間で熱いプッシュを受けている久保田投手についてご紹介したいと思いますなり。
久保田投手は昨オフのドラフト5位で阪神に入団。いわゆる「松坂世代」と呼ばれる昭和55年生まれ世代(久保田投手は早生まれの昭和56年生まれ)の投手なり。
小学校3年から「捕手」一筋の野球人生を送り、滑川高校3年の夏に「捕手」として甲子園に出場。試合中にへばった投手に代わり、キャッチャーマスクを脱いでマウンドに上がったというマンガのような伝説を持つ久保田投手なりが、その投球フォームは完全に我流。なんでも幼少の頃に見た野茂投手の投球フォームを真似た「トルネード投法」をモノにしたのだとか。ノモをモノに・・・って、そんなことはどうでも良いなりが、このピッチングフォームからしてもうマンガ。
高校卒業後、「捕手ではなく投手をやらしてくれるから」という動機だけで茨城県の常磐大学に進学。この進学の動機もマンガの世界。だって10数年の野球人生、全部捕手だったなりよ(笑)。笑えるなりよねぇ。
しかしながら、常磐大学ではメキメキと力を付け始め、大学時代の最高速はMAX153kmと、豪快なトルネードから投げ出される速球が最大の武器となっているなり。なぜそんな豪快な投手が、阪神の一本釣り、しかもドラフト5位と下位での指名だったのか。まあ基本的には投手経験が浅く、不確定要素が多いということ。それに常磐大学という、野球で注目をされることのあまり無い大学でプレーをしていたということ。そんなことが阪神一本釣りとなった理由のようなり。
実は今シーズン開幕後、既にウエスタンリーグで何試合か登板しているなりが、結構ボコボコに打たれていたりするなり(笑)。噂では「球は速いが球質が軽い」のだとか。まあ投手経験はまだ4年。これからの選手なりよ、これからの。
なかなか個性的な選手には違いないので、阪神ファンはもちろん、それ以外の方もぜひ注目しておいて下さいなり。1〜2年後には、もしかしたら甲子園に「トルネードフィーバー」が巻き起こっているかも。かなり楽しみなり(笑)。