今日のはんしん 4/11。

2003/04/12 04:15 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


4/11、阪神タイガースの試合結果なのだ。

阪神 8-8 中日 延長12回引き分け(1回戦)
勝  敗
本塁打 金本(2ラン 1号)、アリアス(ソロ 4号)、片岡(2ラン 2号)、後藤(3ラン 2号)、高橋由(ソロ 1号)

あーもー何と言ったらいいか。巨人の先発予想が外れたことなどどうでもよくなるほどショックだったのだ。9回表まで完勝を確信していたのに…。

阪神は、前回の登板でプロの洗礼を受けた巨人先発・木佐貫に抑えられ、3回までノーヒットで6三振。しかし、打者2巡目の4回表、赤星が四球で出るとすかさず二盗、続く金本が左中間へ二塁打を放ち、先制する。今日もゲームが動いたのは4回だったのだ。そして5回表、藤本がライト前に安打、伊良部が二塁前に送りバントをころがすが、一塁清原が送球をエラー。藤本が帰塁で2-0とする。一方、阪神先発の伊良部は毎回のようにランナーを出すが、4度の併殺でピンチを切り抜ける。6回裏に阿部のタイムリーで1点を失うが、7回を投げて8安打1失点とまずまずの内容でマウンドを降りる。

8回表、安打で出た赤星を置いて、金本が今季初、そして移籍後初のホームランで4-1。その裏は代わったウィリアムスが黒田に死球を与えるものの、無失点で抑える。さらに9回表、巨人2番手ベイリーからレフトスタンドへソロホームラン、四球で出た矢野を置いて、代打・片岡がライトスタンドへ2ランホームランでもうおせおせ。この時点で99.999999…%勝利を確信していた。が…。

9回裏、ウィリアムスに代わって新守護神ポートが登板。先頭打者の二岡がファールフライで1アウト。あと二人。高橋由が安打で出るが、続く今日から戦列復帰の清原をセンターフライに仕留める。これで2アウト、あと一人。7-1であと一人である。ふつう勝つだろ! しかし、続くペタジーニ、元木の連続安打で7-3、阿部の打席で左キラーの吉野が急遽登板するも四球で歩かせ、続いて中継ぎで調子を上げてきた藤川球児が登板するが、仁志が中前安打で7-4、そして、あろうことか代打・後藤に同点スリーランを浴びる。いや、ありえない、あっちゃいけないのだこんなこと。

延長戦は球児と巨人4番手の久保の投げ合い。球児は危なっかしい投球をするが、なんとか11回まで無失点に抑える。そして12回表、巨人は守護神・河原を投入。しかし、赤星二塁打、金本四球、濱中送って、代打・八木敬遠で1アウト満塁とし、アリアスがレフトに犠牲フライでようやっと勝ち越す。ところがところがその裏、代わった谷中が高橋由の粘りのソロ本塁打で再び同点とされる。後続は断ち切って、規定によりゲームセット。引き分けとなった。

今日は言葉もないのだ。以前から不安視されていた中継ぎ+グラつきかけてた抑えの不調が完全に露呈した形となった。ウィリアムスを抑えに回したほうがいいのではないだろうか。伊良部の好投や打者の好打はなんだったんだろう。こういう試合が勝てないようでは、優勝なんて夢のまた夢。うーん、がんばってくれい! でもまあ、逆転されないだけよかったのだ。

注目された伊良部秀輝投手と清原和博内野手の対決だけど、第1ラウンドはセカンドゴロに打ち取り、伊良部投手の勝ち。第2ラウンドは4球目の143キロのストレートをセンターに弾き返し、第3ラウンドも初球の141キロのストレートを同じくセンター前で、清原内野手が2安打という結果となった。うーん、お互いに全盛期の体のキレはないものの、やっぱりいいねえ、この二人!

明日の先発は、阪神はトレイ・ムーア投手、巨人は工藤公康投手だろう。明日こそ投打がかみ合う素晴らしい試合を期待するのだ。がんばれタイガース! ネバサレ! 勝ちたいねん! なのだ!

ちなみに、4回にふくらはぎを痛めて途中交代した巨人の清水隆行外野手だが、どうやら肉離れの可能性があり、最悪全治3週間と発表されたのだ。敵チームのレギュラーが戦列を離れるのは嬉しいことだが、不調でなくてケガというのはちょっと気の毒になる。やっぱり、お互い万全の態勢で勝負したいのだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.