今日のはんしん 4/9。

2003/04/10 03:57 Written by コジマ

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まず訂正です。昨日4/8の「今日のはんしん」の日付が4/9になっていました。さらに結果が、阪神 6-4 中日になっていましたが、正確には阪神 4-6 中日です。お詫びして訂正いたします。

さて、本当の4/9、阪神タイガースの試合結果なのだ。

阪神 5-0 中日(2回戦)
勝 藤田(1勝) 敗 山本昌(1敗)

今日は先発予想が当たり、阪神が藤田太陽投手、中日が山本昌投手で始まったのだ。

先取点は今日も4回裏。阪神は赤星が安打で出た後、金本がライト前にヒット。ライト福留が捕球にもたついたのを「赤い彗星」こと赤星が見逃さず、1塁から一気にホームイン。続く桧山のポテンヒットで2-0とする。まったく、赤星の脚にはホントに素晴らしい。阪神の戦い方をガラッと変えた彼を獲得するとき、野村克也前監督が「遠くに飛ばしたり投げたりするのは練習次第だが、脚が速いのは天分。ひとつの才能だ」と言っていたが、改めてその先見の明に敬服してしまうのだ。続く5回裏も赤星のタイムリーで追加点。うーん、打撃も絶好調!

さらに阪神は6回裏、四球で出たアリアスを置いて、矢野が3塁打、藤本センター前で2点追加し、5-0。後は球児、ウィリアムス、ポートとつないで、強竜打線を0封で完勝。甲子園での初勝利を飾った。

いやあ、今日の藤田太陽投手、満点ではないが、6回4安打無失点で前回の溜飲を下げて今季初勝利。本人は「想像以上に寒くて体が硬かった」と立ち上がりの制球難に言及し、6回の交代については「正直納得いかない。でも、それはそこまでの力しかないということ。最後まで投げれるように頑張らないと」と反省していたという。うーん、その求道者のような姿勢、井川慶投手とともに、次代のエースの予感なのだ。藤川球児投手の中継ぎぶりも上々で、ジェフ・ウィリアムス投手、ルー・ポート投手と勝利の方程式はほぼ確定してきた。星野監督も細かい指摘はあるものの、今日の勝利を喜んでいるのだ。今日のわれらが4番、濱中おさむ外野手だけど、得点に絡めないどころか4タコ。まあ、休養は必要。明日の試合は、ぜひとも全打席ホームランを(笑)。

明日の先発は…、うーん難しい。阪神はたぶん、2軍落ちをかけて下柳剛投手を登板させるのではないだろうか。前回の登板で星野監督に「あんなの野球人生で初めて見たわ」と言われた痛恨のボークをしてしまった下柳投手。ここで結果を出さないとキビシイ。下では川尻哲郎投手や安藤優也投手が虎視眈々と昇格の機会を狙っているし、明日はぜひとも奮起してほしいのだ。しかし、中日の予想先発は昨季最多勝の川上憲伸投手。今日の勢いが通じるか? 3連戦勝ち越しがかかった試合、チーム一丸で勝利をつかみたいのだ。がんばれタイガース! ネバサレ! 勝ちたいねん! なのだ!

ちなみに、元阪神の新庄剛志外野手(ニューヨーク・メッツ)が今日、フロリダ・マーリンズ戦で今季初先発出場し、犠牲フライで初打点を挙げ、3打数3安打の猛打賞で今季のスタートを飾ったが、今日のニューヨーカーの視線は、満塁ホームランを放った松井秀喜外野手(ニューヨーク・ヤンキース)にクギ付け。これが明日だったら…。うーん、ついてないのだ。

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