石田捕手は沖学園高校から福岡大学に進学、強打の捕手として一部では高い評価を受けていたようなりが、昨年10月に渡米してメジャー挑戦することを表明していたなり。ちなみに沖学園高校時代には、昨オフに自由獲得枠で巨人入りした久保裕也投手(沖学園→東海大→巨人)とバッテリーを組んでいたのだとか。
石田捕手は渡米後の昨年11月3日に行われたメジャーの合同トライアウトに参加、70人の受験者のうち3人しか合格しないと言う超難関をくぐり抜け、このたびようやく正式にマーリンズとマイナー契約を結ぶことになったなり。
日本人メジャーリーガーも数が増え、今季開幕時点では松井秀喜外野手(ヤンキース)、イチロー外野手、佐々木主浩投手、長谷川滋利投手(マリナーズ)、野茂英雄投手、石井一久投手(ドジャース)、大家友和投手(エクスポズ)、新庄剛志外野手(メッツ)の8人と、3Aスタートとなった田口壮外野手(カージナルス)を合わせて計9人。以前は投手が多かったものの、近年は野手も増えてきているなりよね。ただ、捕手という独特なポジションを守る日本人メジャーリーガーは現れていないなり。
そういえば2001年のオフに、当時横浜からFA宣言をした谷繁元信捕手がメジャー挑戦するとして、メジャーの実技チェックまで受けていたものの、結局中日に移籍したということがあったなりね。あの時はいよいよ「メジャーに日本人捕手誕生か」と期待も膨らんでいたなりが、コミュニケーションが最も大切な捕手というポジションにおいて、谷繁捕手は英語が全くできないという点がかなりネックになったようなり。石田捕手は最初からメジャーを意識していたようなのでその辺は心配なさそう。マイナーからメジャーへの壁は厚いなりが、初の「メジャーでプレーする日本人捕手」目指して頑張って欲しいものなり。