あなたは海外の記事を翻訳して読みたいですか?

2003/03/28 11:12 Written by

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こんにちは、大学に入る前は英語と国語の偏差値がダブルスコア(もちろん国語のほうが高い)だったにもかかわらず、なぜか理系の大学に入ってしかも大学院にまで行っているエアロプレインです。大丈夫なのか、自分(笑)。英語って難しいですよね。真木さんに教えてもらいたいものです(笑)。

そんな英語などで書かれた「海外ニュースを機械翻訳で訳して読みたいか?」といったアンケートが行われました。結果は74%のビジネスパーソンが「Yes」と答えそうです。意外と海外記事の翻訳需要ってあるんですねぇ。確かに、今は大規模な戦争が起きている、ということを差し引いても、「やっぱりビジネスの最前線の速報は海外ニュースから仕入れたい」ってのが心情でしょうか。海外ニュースも扱おうかなぁ。

さて、自動翻訳といえば有名なのがExciteです。今まで何度Excite翻訳のお世話になったか分かりません。さて、そんなExcite翻訳もたま〜にほほえましい翻訳をしてくれることがあります。なぜか大抵は自分が手抜きをしたいときに多いのですが(笑)。そう、あれは3年ほど前の冬です。教授より「研究の概要を今すぐ英訳して」とのお達しが来ました。当時はExcite翻訳はまだはじまったばかりで、手抜きをしたいのと「実用的なのか?」という気持ちがあいまって、僕は日本語で作った概要を丸投げしてみました。そして出来上がったものをこれまた手抜きで前半のみチェックし、教授に渡したのです。

すると、教授は開口一番「あーこれなんかの自動翻訳で作ったでしょ?」と。「ギクツ!その通りです・・・なぜそんなに即わかったのですか?」僕は恐る恐る聞いてみました。すると、教授は文の末尾を指差します。そこには、こともあろうかまとめ部分の「十分(じゅうぶん)」という単語が適切であろう「enough」などではなく「ten minutes(つまり、じゅっぷん)」と訳されていたのです。この時ほど「手抜きをするなら確実に」と思い知らされたときはありませんでしたねぇ。結局、その概要は後々も通常より厳しいチェックを受けたのでした・・・。(ちなみに、若気の至りだったのでもちろん今はこんなことしませんよ・・・)

そんな、ちょっと楽しい思い出作りもできる機械翻訳の需要が非常に高まっているようです。確かに、最近の機械翻訳は昔より頭もよく、意外とうまく翻訳できていることも。インターネットはテキスト主体の文化であるため、やはりそこには言語の壁が存在します。なのでこの需要は必然的なのかもしれませんねぇ。もし、全てのサーバの基本的機能として、全言語翻訳とかが実現されたなら、素晴らしい世界が広がるかもしれません。ビジネスパーソンも大喜びのそんなサービス、どこか始めてみませんか?あ、僕は英語に弱いので、まず開発できません(笑)。あしからず・・・。

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