今月10日に発行される個人向け国債の募集受付が3日、郵便局、銀行、証券会社などで始まった。郵便局では販売枠の500億円分がわずか3時間半で完売など、出足好調のようだ。

ぼくは経済に暗い。でも、なんとなくこの個人向け国債はいいような気がしたので「うーむ、買っちゃおうカニ」などと思案していたのだが、まさかこんなにみんなが食らいつくとは思わなかった。国債はたしかに日本一安全な商品。群がるのもわかる気がするのだ。1万円から購入できるのも魅力。しかし「100万円単位で購入する人が多かった」などと聞くと、「しょせん金持ちの道楽か。しがいないサラリーマンにはやっぱり別世界の話なのねん」と、出しかけた手を甲羅のなかにまた引っ込めてしまったのである。でも、定額郵便貯金より利率が良い（初回年利0.09％）ようなので、興味ある人は売り切れ前に銀行や証券会社へGOなのだ。

個人向け国債の長短所はこちらを参考に。