公式サイトの情報によれば、OLIVIAのアルバムは2000年12月6日に発売されたファーストアルバム「synchronicity」以来となるので、2年ちょいぶりということなりか。タワーレコードの、しかも渋谷店限定での発売という不可解な発売形態なりが、東京以外のOLIVIAファンの人はどうやって手に入れたら良いのやら。ちなみにシングルは昨年9月4日に「Into The Stars」が約9ヶ月ぶりに発売されているなり。
OLIVIA、ご存知なりか?と、言うほどマイナーでも無いように思うなりが、一般的な認知度はどの程度なりかね。コ○助はかつてOLIVIAが所属し、人気が出かかった頃にOLIVIA脱退余波を受けて解散してしまったD&Dが結構好きだったので、OLIVIAの動向は気になっているなりよ。D&D・・・懐かしい(笑)。
D&DはSPEEDや安室奈美恵を輩出した沖縄アクターズスクール出身のOlivia Lufkin、比嘉千賀乃、上原あやによる3人組。1996年8月21日にシングル「IN YOUR EYES」でデビューしたなりが、当時流行していたユーロビートの曲調にOLIVIAのネイティブな英語歌詞が意外とカッチョ良く、単なるアイドルグループでは無いと思わせるものがあったなりね。
その後順調にシングルをリリース、ファーストアルバム「LOVE IS A MELODY 〜D&D memorial 1st〜」もヒットを記録し、今後の活動に期待が膨らんだ矢先。D&DとD&Dファンにとって悲劇が訪れたのは1998年のこと。
当時W杯フランス大会の公式アルバムに収録する楽曲を引き受けることになった小室哲哉が、国際的に通用する女性ヴォーカリストとして目を付けたのがOLIVIAだったなりね。小室哲哉とOLIVIA、それにフランスのシンセサイザー奏者ジャン・ミシェル・ジャールの3人の共作として「TOGETHER NOW」という楽曲が発表されたなりが、その後OLIVIAがD&Dの活動に戻ることは無かったなり(笑)。えぇ、当時本当にショックだったなりよ、コ○助も。
OLIVIAはD&D脱退後、小室哲哉と共にMUSEUMというグループを結成するという噂が流れていたこともあったなりが、それも立ち消えとなり、その後どういうわけか小室哲哉とは決別
。プロデュースや楽曲提供を受けることもなく、ソロシンガーとして活動を続けているものの、その売上枚数は順風満帆とはいかないというのが現状のようなり。
と、まあ結構波乱の人生を歩んでいるOLIVIA。あの時小室哲哉の誘いを受けずにD&Dとして活動していれば、SPEEDクラスのアーティストに成長していた可能性も・・・と、「たら」「れば」の話は置いといて、ソロの道を進む以上、もっと売れると良いなりねぇ。かつてのD&Dファンとして、密かに応援をしているなり(笑)。