現役の女性ゲーマーは15%強しかいないらしい。

2003/02/25 11:42 Written by

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こんにちは、レトロゲーム大好きなエアロプレインです。社団法人コンピュータエンターテインメント協会が行った調査によると、現役の女性ゲーマーは15.6%にとどまるらしいです。個人的には、多少少なめに見ても「そんなに少ないのかなぁ」と思ってしまいます。

僕が小学校の時代、つまりはファミコンとスーパーファミコンが全盛期の時代は、女の子も結構ゲームやってたもんですけどねぇ。誰のかの家に行ってゲームとか男女かまわずやっていたような。今回のアンケートでは、ゲームをやらない理由に「ゲームの操作がわかりにくい・複雑そう」(26.4%)、「ゲームのおもしろさが 理解できない」(25.2%)というものがあり、やっぱり最近のゲームは見た目が派手なばかりで内容がなぁ・・・と、見られている感じを受けます。実際にとっつきにくいゲーム、増えすぎだと思います。操作って、説明書見なくてもゲームをやりながら覚えられたものだと思ったけどなぁ。

僕らのゲーム全盛期、たとえばファミコンなどはボタンは十字キーの他には4つしかなく、メインで使うものは十字キーとA・B両ボタンだけでした。そんな単純な操作でも、基本的には現在と実質的には大差ないアクションが楽しめていた気がします。音楽や画像も同様です。当時のゲームは、少ない音で・簡素な画像でいかにユーザーを楽しませるか、といった創意工夫に満ちていた気がします。そして作る側もゲームをする側も、余分なことを考えることなく楽しんでいたんじゃないでしょうか。

女性にヘビーなゲーマーがいないか、といったらそんなことはないのですが、やはりライトゲーマーが多いはず。そんなライトゲーマーの心をキャッチできるようなゲームを作っていかなければ、ゲームの未来はどんどん暗くなっていってしまうような・・・。

追記:
至極個人的には、ゲームの本質は音楽や画像の豪華さとは比例しないと思っています。なぜなら、「豪華さ」というものはインパクトこそ与えてくれますが、そのうち慣れてしまうために持続性に欠けるからです。どこぞのCMではありませんが、音楽と画像にはほとんどお金をかけなくてもいいので、ゲーム性を追及したゲームを目指してもらいたいなぁ。もう、期待できるのは任天堂だけなのでしょうか(それすら疑問符がつく場合もありますが)。「僕らがゲーマーと呼ばれた時代の、本当に面白かったゲームがまたやりたいなぁ」なんて言うようになったってことは、年をとった証拠ですかね。

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