ウッズ、ケータイの着信音に激怒。

2003/02/21 17:42 Written by

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先日のビュイック招待で、2カ月ぶりにツアー復帰を果たしたタイガー・ウッズ。なかなかの好調ぶりでファンを安心させてくれたのですが、20日に開幕したニッサン・オープンで今回の事件が起こりました。

この日のウッズは、パットが思うように決まらない不調。17番ホールではパットを外し、ギャラリーにも聞える声で怒りをあらわにしたにしたそうで。事件が起こったのはその後です。1.2メートルのパーパットを打とうとした時、ギャラリーの中からケータイの着信音が聞こえてきました。

パーパットといえば、素人考えでもわかるくらいに集中が高まる瞬間。周りで見ているギャラリーでさえ、息を潜めるというくらいです。そんなところに着信音が聞こえてきたわけですから、ウッズは激怒。ケータイの所有者の男性に向かって「電話を切れ!」と怒鳴ったとか。なのに男が係員に連れ去られるまでその電話は鳴り続けたそうです。非道い話ですねぇ。結果としてウッズはそのパットも外してしまいました。

一部では「怒鳴ったのは仕方ないが、その後集中力を取り戻せなかったウッズもいけない」とか「ファンを怒鳴るのは良くない」なんて意見も出てるようですが、それはちょっと…。確かにどんな不測の事態が起きても集中力を途絶えさせないのはゴルファーの実力なのでしょうが、今回の件ではギャラリーに問題がありますよね。最低限のマナーが守れない、というかあからさまにプレーの邪魔しているのに、ファンも何もないですよね。こんなの接待ゴルフでも大問題になりますよ(笑)

ようやくケガから復帰したウッズですから、また以前のようにバリバリと活躍してもらいたいものです。

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