各球団がキャンプインしてから早2週間が経過し、もうあと2週間もすればオープン戦が始まる時期になって来ているなりが、ポスティングシステムでのメジャー移籍が実現しなかった大塚投手は依然として態度を硬化させたままで、近鉄のキャンプには合流していないなりね。当初はキャンプインのギリギリまで合流を待つと寛大な姿勢を取ってきた近鉄側も既に呆れ模様のようで、今季はもう戦力とは考えていないようなこともチラホラと聞こえて来るなり。
大塚投手がなぜ頑なに近鉄のキャンプへの合流を拒んでいるのかといえば、ゴネ続けていればウルトラCとして自由契約になる可能性があると見ているからのようなりが、果たして球団側がそんな選択をする余地を残しているのかどうか。戦力と考えていない=自由契約を認める、ということでは無く、あくまでも近鉄の契約選手として飼い殺しも辞さないという強硬姿勢だと伝えられているので、大塚投手の目論見は素人目に見ても無駄なことだと思うなりよ。最後は選手会にでも泣きつくのかもしれないなりが、今回のケースで言えば近鉄には落ち度は無いはず。ポスティングで声がかからなかったのは、近鉄が悪いわけでは無いなりからねぇ。大塚投手のように「ポスティングがダメでした、じゃあ自由契約にして下さい」ということでは、ルールも何もあったものじゃないなり。単なるゴネ得になってしまうなりよね。球団には何の得も無くなってしまうし。今後もポスティングシステムを利用してメジャーを目指す選手はいると思うなりが、後々に悪影響を残さないためにも、近鉄には毅然とした態度を取って欲しいものなり。
もちろん、大塚投手がメジャーで快投を見せる姿も見てみたいなりよ。パ・リーグNo.1のストッパーがどれくらいの成績を残せるのか見てみたい気持ちは大きいなりが、ルールはルール。1年間近鉄でプレーすれば再びポスティングにかけてやると近鉄側も言っているなりから、1年間我慢してプレーすれば良いのに。いったいどういう決着をすることになるのやら。