長崎の被爆者団体「長崎県被爆者手帳友の会」は、平和的な国際交流に貢献した人物に贈られる「友の会平和賞」を、大相撲の横綱朝青龍に贈ることを決め、本日長崎市内の平和祈念会館で授賞式を行ったそうです。
同賞は平和に貢献した人の功績をたたえるための物で、これまでにゴルバチョフ元ソ連大統領などにも贈られているんだとか。朝青龍は「相撲道に精進して見事に横綱となり、日本とモンゴルの平和交流を急速に進めた」という理由で今回の受賞となったわけです。
皆さんご存じの通り、最近の大相撲は外国人力士が大活躍。外国人横綱が増える状況に難色を示す角界関係者は多いのですが、外国人力士の様々な活躍が今の角界の人気を支える一つの要因となっているのを考えて欲しいところです。
日本人野球選手が続々とメジャーで活躍している状況もあるので、「国技だから」と意固地になるのもどうかと個人的には思ってしまいます。それに大相撲の人気低迷は、日本人スター力士がいない部分が大きいわけです。もともと若手に注目が当たりづらい角界ですから、今から先を見据えて力士の待遇を良くするなど、角界全体の体質改善を行わない限り、日本人スター力士は育ちづらいでしょう。
日本の文化に根付いた伝統ある大相撲ですから、なんとか人気を再燃させて頑張って欲しいと思う僕です。
朝青龍は気さくな性格でタレント性もあるので、本業の相撲共々様々な活動を通して大相撲の人気回復に活躍して欲しいところです。