これまでNarinari.comでも何度か話題にしている川崎投手。「巨人キラー」の異名を取り、ヤクルトからFAで移籍したのが2000年オフのこと。中日での活躍が期待されたものの、ケガを理由に2001年、2002年共に1軍での登板はゼロという悲惨な状況となっているなりね。また、契約形態が3年契約で、自動的に(1年ごとに)年俸が上がるという特殊なものだったため、1球も投げていないのに年俸が上がっていたことにファンからは「給料泥棒」との声も出ているなり。確かにFAで期待されて移籍してきただけに、大方の期待を裏切ってしまった事に対して批判が起きるのは仕方ないところ。川崎投手もケガなのでどうしようも無いとはいえ、きっと心苦しい思いをしているはずなり。
今季の川崎投手は一応キャンプには帯同して投げ込みなどを行っているようなので、順調にいけば開幕1軍ということも有りそうなりが、全盛時ほどの球威もなく、まだケガの回復具合も完璧では無いようなので、どこまで活躍できそうなのかは全く見通しが立っていない模様なり。
川崎投手は今季3年契約の最終年。今季しっかりと活躍しなければ解雇される可能性が極めて高いということで、本人も「もしも、のこともそりゃあ、考えている」とかなり危機感を感じているようなり。本人はもちろん、中日ファンも、そして野球ファンの多くも復活を期待している選手の一人であることは間違いないだけに、今季こそ華麗なる復活を見せて欲しいものなり。