事故死した弟は別人 自宅で寝ていた。 

2003/02/08 06:48 Written by コジマ

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岩手県警が、6日に盛岡市内で交通事故死者を別人と取り違えて事故処理をしていたのがわかった。同県警の菅野通・交通部長は「事故の被害者は身分を証明する物を持っておらず、家族が名乗り出たので、つい信じ込んでしまった」と弁明した。

犠牲者の男性は車にはねられ重体となり、翌7日に病院で亡くなったそうな。犠牲者の兄と名乗り出た人(66)が7日に遺体を引き取り自宅へ帰ると、死んだはずの弟が別棟で寝ていたという話。犠牲者はこの兄弟の近所に住む71歳の男性だった。

よく調べろっつーの! というニュースだが、読売オンラインによると、名乗り出た男性は「現場で『あんたの弟じゃないか』と言われたとき、服の趣味が違うとも思ったが、顔がはれていたこともあって、よく確かめずに『そうだ』と答えてしまった」と語っており、名乗り出たというよりも「名乗り出された」といった感があるのだ。

どちらにせよ、犠牲者の男性は不幸だったが、お兄さんにとっては弟さんじゃなくてラッキーだったのだ。

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