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> 今日のなりなり。 > テレビ・映画編

映画「黒い十人の女」を見たなり。
何年か前に東京・渋谷の「シネセゾン渋谷」などでリバイバル上映をしていたこともあったので、若い人でも知っている人は多いかもしれないなりね。
市川崑監督の1961年の作品で、山本富士子、中村玉緒、宮城まり子、岸田今日子、船越栄二、岸惠子、伊丹一三(のちの十三)といった多くのスターが出演していた作品なり。
ただ、公開当時には「愛人9人をかこう男への、女の復讐劇」という際どい題材が原因か、あまりヒットもしなかったと聞いたことがあるなりよ。
以降リバイバル上映されるまで、世の中から抹殺されていた感のある映画なり。
でも、見てみたら驚いたなり。
とにかく面白いなり。
船越栄二扮する主人公のテレビプロデューサーが実に腰が軽くて、軽薄さを醸し出しているなりよ。
妻がいながら9人もの愛人をかこっている、そんなイメージが実にピタリとはまる演技だったなり(笑)。
話の大まかな流れは9人の愛人と妻が結託して、船越栄二の殺害を計画するという話なりが、その心理描写がまた絶妙。
10人もの女性が登場するにも関わらず、個々の個性がよく伝わってくるなりよ。
それは当時のスターが共演しているということもあるのかもしれないなりが、とにかくその存在感が凄い。
特に船越栄二の妻役の山本富士子と愛人役の岸田今日子なりね。
40年前の中村玉緒もなかなかキュートで可愛いなりよ。
コ○助は市川崑監督作品は1976年の「犬神家の一族」しか見たことがなかったなりが、なんだかこの「黒い十人の女」を見てガラッと抱いていたイメージが変わってしまったなり。
市川崑恐るべし。
って呼び捨てにできるような人ではないなりね。
市川崑監督恐るべし。
市川崑監督の魅力に取り憑かれつつあるコ○助は次の照準をドキュメンタリー映画「東京オリンピック」に定めたなり。
せっかく興味を持ったなりから、可能な限りビデオで作品を見たいところなりが、その本数たるやもの凄い数なりよね。
以前黒澤明監督に「七人の侍」で目覚めてから一気に黒澤ワールドにハマったことがあったなりが、やっぱり全てのビデオを見ることはできなかったなり。
市川崑監督と黒澤明監督。
日本で並び賞される両監督の作品を、いつかゆっくりと、全て見てみたいものなり。
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