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> 今日のなりなり。 > 想ひ出編

桜が満開に近いなりね。
東京では連日の春めいた陽気に誘われて、桜がかなり見頃になっているなり。
桜のイメージっていうとどうしても4月のイメージが強いなりが、今年は3月中に見頃を終えてしまう可能性もあるみたいなりね。
東京でそれくらい例年よりも早い見頃を迎えているなりから、きっと関西や九州、沖縄ではもっと早く散ってしまうなりか。
コ○助が高校生の頃。
高校の横には延々と何キロも続いている川が流れていて、その川沿いがずっと公園になっていたなりよ。
川沿いに綺麗な桜が延々と植えられていて、素晴らしい桜並木を作っているなり。
桜が川の両岸から川の方へ上手い具合にしだれていて、それはそれは素晴らしい・・・って「素晴らしい」を連発しすぎなりか(笑)。
この公園は地元の人くらいしか知らないので、本当に美しいのに雑誌などにはあまり紹介されているのをお見かけしたこと無いなりね。
もちろん、地元の人だけで十分だと思うなりが。
そういう場所があったなり。
東京はゴチャゴチャしている割には大きな公園が人工的にたくさん存在するので、桜の名所になっている公園ってたくさんあるなりよね。
って人工的だから公園なりか(笑)。
皆さんの地元にも名所と呼ばれる場所はあるなりか?
この時期になると、いろいろな雑誌で「花見特集」が組まれるなり。
「Tokyo Walker」が悪いとは言わないなりが、ああいうタウン誌の拡大版みたいな情報誌が「花見特集」で煽りまくるので、東京で名の知れた公園で実際に花見をするってのは至難の技だったりするなり。
もちろん、散策するくらいだったら可能なりが、場所取って、酒飲みながら語り合うなんて風情のあることは難しいなりよね。
コ○助が小さい頃。
東京・武蔵野市に井の頭公園という公園があるなりが、毎年桜の季節にはそこに花見に行くのが我が家のしきたりだったなり。
井の頭公園というのは、東京以外に住んでいる人にはあまり聞いたことの無い公園かもしれないなりが、数年後にスタジオジブリの記念館だか博物館だかが建設される場所として結構ニュースなどにも登場する公園なりね。
そんなマニアックなニュース、地元の人しかチェックしないって(笑)。
で、まあその井の頭公園ってのは大きな池があって、その周囲を桜並木が取り巻いて、静かな感じで、桜の季節でなくても良い雰囲気を醸し出している公園「だった」なり。
今はもうダメなりね。
ダメ、というのは「昔と比べると」という意味で、別に今の公園の状況は仕方ないと思うなりが。
それは井の頭公園の最寄り駅である吉祥寺という街が、この5年くらいで異常に拡張され、話題になり、若い人を中心に人口密度がグッと上がってしまったために、井の頭公園も早朝から深夜まで、若い人だらけになってしまったなりよ。
「Tokyo Walker」やら、同系列の「東京1週間」などを中心とした情報誌がバンバン取り上げたことによって、新宿や渋谷、下北沢といったメジャーな街に飽きた若者がどんどん吉祥寺に流れ込んできたわけなり。
お陰で昔は普通にできていた井の頭公園での花見が、まったくできなくなってしまったなり。
せめて周囲の散策だけでも、と思って井の頭公園に行ってもワラワラと人だらけで、昔を知ってしまっている人にとってはげんなりモード。
なので、コ○助の家の人たちは誰も井の頭公園に行かなくなってしまったなり。
そして話は高校の脇の川沿いの公園に戻るなり。
この公園は先に書いたように、まだあまり地元の人以外はいないような「聖域」だったりするなりよ。
なかなか地元以外の人が来にくいのは、「駅から離れている」「住宅街をぬって川が流れている」「周辺に何もない」という理由があるみたいなりね。
高校生の頃、この公園でよく七輪を持ち出したりして花見をしたものなり。
他にあまり花見をしている人も少ないので、仲間内で楽しむのには最高の場所だったなりよ。
純粋に花見ができる数少ない場所なりね。
そんなことを想い出して、昨日の晩自宅から散歩がてら2時間くらい花見に出かけたなり。
夜9時半くらいで、そんなに寒くもなかったなりが、行ってみるとやっぱりあまり人がいない(笑)。
桜は満開に近くてとても綺麗なのに、相変わらずの「聖域」ぶりだったなり。
素晴らしい。
こういう場所は絶対に失いたく無いなりね。
この狭い東京に1,000万人以上もの人が住んでいても、そんな場所があるということが何だか嬉しいなりよ。
いつまでも大事にしておきたい場所。
もちろん、それは自分がそう思っていても力の及ぶものでは無いなりが、そういう場所ってあると思うだけで心強かったりするなり。
どうか雑誌などで取り上げられることがありませんように。
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