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<「Suica」モニター実験>
「Suica」の本サービスが始まる前に、JR東日本では2001年4月8日〜7月8日にかけて埼京線の運転区間(恵比寿〜川越)周辺住民を対象にしたモニター実験を行っていたなり。コ○助は周辺住民ではなかったのでモニター実験には申し込むことが出来なかったなりが、モニター実験に参加してインターネット上でモニター実験の様子をレポートしているサイトも数多く存在するなり。そんなサイトをいくつか紹介なり。
・わがままちゃんねるさんの3月18日〜9月9日までの日記コンテンツの中で随時レポート。
・神奈中上矢部停留所さん「SUICAモニターレポート」
・でんしゃのこものアーカイブさん「Suica特集」
だいたいどのサイトさんも、モニター実験に参加した結論としては「便利」「早く使いたい」というものだと思うなりよ。まだ始まったばかりのサービスなので使い勝手がイマイチ分からないと思うので、モニター実験に参加された方のサイトを読んでみればたぶん使用感なんかは伝わってくると思うなり。ぜひご参考に。
<ソニーと「Suica」>
さて、この「Suica」。あまり知られていないなりが、表題の通りソニーがそのシステムを全て請け負っているなり。JR東日本が数あるICカード業者からソニーを選んだのは「性能と価格が頭抜けていたから」だとか。実はこの「Suica」。単なる定期券やイオカードに止まらない、ソニーの野望がぎっしりと詰まったシステムだったなり。
ソニーは「Suica」のシステムと同じようなものを、1997年に既に完成させているなり。1997年9月に香港の地下鉄やバ
スなどに導入された「八達通(オクトパスカード)」がそれ。現在、香港ではMTR(地下鉄)、KCR(鉄道)、LRT(路面電車)、バス、フェリー、そして一部のタクシーなどを全て1枚の「八達通」で乗ることができ、ジュースの自販機やスピード証明写真でも決済手段として利用することができるなり。さらに、地下鉄駅の周辺では売店やパン屋、クリーニング屋などでも利用できるとか。人口約685万人に対し約1,000万枚も出荷をしているということからも、導入から4年で既に香港の人の間ではごく自然に受け入れられているなりね。まあこれだけ高機能かすると、落としたときに不安を感じるなりが、それを抜きに考えても素晴らしい機能を持ったシステムだと言えるなり。コ○助も香港に行った時に使ってみたなりが、これが非常に便利で感動したのをよく覚えているなりよ。 この「八達通」については下記サイトが詳しいのでご参照下さいませ。
・路面電車とLRTを考える館さん「路面電車ニュース16」
・喧騒の街「オクトパスカードって何?」
ちょっと余談なりが、ソニーはこの「八達通」のシステムを応用した腕時計「オクトパスウォッチ」を開発、ミレニアム記念品として一般に発売したこともあるなり。写真にある腕時計がそれなりが、腕時計の中に「八達通」が内蔵されているなりね。なので、この腕時計をして、自動改札でかざせばスッと通過することができるわけなり。う〜ん、サイバー(笑)。こういった面白い製品を作ることができるのも、実にソニーらしいなりよね。日本の「Suica」と「八達通」はシステム的にはほとんど同じものなので、こういった遊び心ある製品をぜひとも発売して欲しいものなり。それにしてもこれ素敵すぎなり・・・。
で。さらに話を進めると、「Suica」と「八達通」はソニーが開発した非接触型ICカードシステム「FeliCa(フェリカ)」をベースにして開発されているなり。 この「FeliCa」。実はこれがソニーの野望を実現させるシステムのひとつだったりするなりよ。
ソニーは「FeliCa」を使って「Edy」というプリペイド型電子マネー・サービスを実現させようと、現在実験をしているなり。この実験にはソニーの他にNTTドコモ、さくら銀行、三和銀行、東京三菱銀行、トヨタ自動車、KDDIなど11社が参加し、東京・大崎にあるゲートシティ大崎という場所で一般のモニターを募って実験が行われているなり。ゲートシティ大崎ではキャッシュカード・オフィスの入退室キー・ 社員用IDカード、そして買い物ができる財布として利用されているとか。
電子マネー。それは日本では何年も前からモニター実験がされているものの、一向に成果が上がってこないもの。電子マネーは財布の変わりになる手段として注目を集めていたなりが、モニター実験では利用できる場所が限定されている上に、電子マネーを持ち歩く必然性に乏しい(財布に現金が入っていれば事足りる)ことから、どのモニター実験も成功していたとは言い難いものがあったなり。なんでもそうなりが、新しいことを始めようと思ったら、いかにユーザーに必然性を付与するかが重要になってくるなりよね。これまでのモニター実験では恐らくその部分が欠落していたと思われるなり。ソニーがゲートシティ大崎で行っている実験はある程度の成果を収めているようなりが、ユーザーが「Edy」を持ち歩く必然性が無いという点においては、これまでの電子マネー実験と何ら変わっていないと言わざるを得ないなり。
そんな電子マネーの弱点ともいえる「『Edy』を持ち歩く必然性」。これをユーザーに付与するためにインフラとして白羽の矢が立ったのが「定期券」だったわけなり。会社勤めの人ならほぼ間違いなく使用している定期券のシステムを「FeliCa」で構築してしまえば、おのずと「Edy」を利用するためのインフラが整う。JR東日本としても高機能な定期券は利便性を高めるし、キセル防止にも役立ち、自動精算機や券売機の台数も減らすことができるのでコストダウンがはかれるなど、良いことばかり。現在はまだ「Suica」は首都圏の駅でしか利用することができないなりが、将来的にJR東日本管内の主要な都市部で利用できるようになり、そしてそこに電子マネー「Edy」の機能が追加されれば。アッという間に電子マネーの世の中になるかもしれないなりね。駅にはショッピングビルが併設されていることも多いので、そういったところと連動できれば面白いかもしれないなり。
また、この電子マネー「Edy」の実験にNTTドコモやKDDIが参加しているのも見逃せないなり。携帯電話単体での少額決済機能はもう少しで本格的なサービスが開始されるなりが、もう少し大きな額でも扱えるようになる電子マネーの技術が導入されれば、様々な用途の幅が広がるなりよね。さらに、「八達通」のシステムを腕時計に内蔵することが既に実現しているように、「Suica」のシステムも携帯電話に内蔵・・・なんて時代が来ないとも限らないなりよね。そういう意味では携帯電話の高機能化とも無関係とは言えなそうなり。
「FeliCa」をベースにした「Suica」「八達通」「Edy」。今後どう進化していくのかは不透明ではあるなりが、もしかしたらどこもかしこもソニー、ソニー、ソニー。そんな時代が到来するかもしれないなりね。ええ、コ○助はソニー大好きなりよ(笑)。頑張って普及させ、成功させて欲しいものなり。
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