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ハワイアンフェスティバル2004 2004.08.04】 (取材・文 Narinari.com取材班)

ハワイを知るお祭り

 5月に開催された「第5回タイ・フード・フェスティバル」や「アフリカンフェスタ2004」に続き、今年から「ハワイアンフェスティバル」なるイベントがスタートするとの情報をキャッチ。フェスティバル好きのNarinari.com取材班としては、見逃すわけにはいかないと、「タイ・フード・フェスティバル」が開催されたのと同じ場所、東京・原宿駅からすぐの代々木公園へと向かいました。その模様をお伝えしていきます。

 「ハワイアンフェスティバル2004」は東京都やハワイ州観光局、日本ハワイアン音楽協会が後援として付いているちゃんとしたイベント。第1回の今年は、7月31日と8月1日の2日間に渡って開催されました。このイベントの開催目的について、公式ページにはこう記載されています。

「ハワイの古い文化・芸術・音楽をフラダンス・ミュージックショーや民芸品売り場などを通じ。見て、感じて、まだ知られていないハワイの新しい文化や魅力を体感する事で、都民のグローバルな共存・共生を広めます」
「様々なジャンルで活動しているアーティストの有機的なつながりを『ハワイアンフェスティバル2004』を通じて確立し、文化交流する事で他文化、多国籍化する東京に於いて都民がより友好及び親善を広げ、地域の国際化を促進します」

 ほかのフェスティバルがそうであるように、「ハワイアンフェスティバル」も目指すところは文化交流と魅力の再発見。日本に居ながらにして、こうした文化に触れることができるのは、実に楽しいものです。

会場の様子は

 行ってきたのは8月1日の日曜日。ちょうど、辻希美と加護亜依がモーニング娘。から卒業する「ハロー!プロジェクトの夏ツアー最終公演」が、「ハワイアンフェスティバル2004」の会場と隣接する代々木第一体育館で行われました。そのため、周辺は激しい人混み。普段、代々木公園までは原宿駅から徒歩5分程度で到着するのですが、この日は歩道をスムーズに進むことができず、20分ほど時間がかかってしまいました。それにしても、すごい人出です。これだけ周辺に人がいるということは、「ハワイアンフェスティバル」にも、相当な数の人が流れているかもしれません。「タイ・フード・フェスティバル」並みの混雑を覚悟した上で、「ハワイアンフェスティバル」の会場へと足を踏み入れました。


のんびりした感じ

あまり人がいない模様

 会場は、思いのほか閑散とした様子。ちょっと拍子抜けであります。なまじ「ハロー!プロジェクトの夏ツアー最終公演」に集う人々の群れを見ながら会場に到着しただけに、その人出の差に動揺してしまいました。

 まあ人出はともかく、とりあえず野外ステージへ。ここでは主にライブショーが行われています。ちょうど、会場に到着したときにはフラダンスのショーが行われていました。これはいきなりハワイらしい出迎えです。


観客の数はボチボチ

フラフラ〜♪

フラフラフラ〜♪

 しばしフラダンスを見た後は、会場内を見ていくことに。案内図を見ると、「タイ・フード・フェスティバル」に比べるとかなりエリアが狭く、飲食や雑貨の出店もあまり多くは無いようです。基本的には、野外ステージでのライブショーと、「フラドーム」と呼ばれる大きな仮設テント内でのライブショー、この2本がメインのイベントと考えても良さそうです。ちなみに、ライブショーにはKONISHIKIも出演していたようです。


これがフラドーム

KONISHIKIプロデュース屋台

ハワイ雑貨屋台

タワレコもハワイCD販売

雑貨屋台が多いようです

ハワイアンカレー屋台

 残念なことに、期待していた飲食屋台の数はそれほど無い様子。ロコモコやスパムソーセージを使った料理、本格的なハンバーガーなどを期待していたのですが、行列ができていたのは、ハワイ料理の屋台ではありませんでした(笑)。


ケバブですし

タコライスですし

 この手のフェスティバルにおいて、私たちにとっては「食事」が重要なテーマ。でも、「ハワイアンフェスティバル」では何も食べたいと欲するものがなく、結局何も食べずに会場を後にすることになりました。残念でなりません。

 関係ありませんが、会場にはYahoo! BBの販促部隊の方々が、必死にモデムを配ろうとしていました。なにも、こんな雰囲気を楽しむべきところに来なくても……。


モデムいかがっすかー

本当にどこでもいますね

不完全燃焼なハワイ気分

 当初の予定では、「ハワイアンフェスティバル」会場でハワイ料理をたらふく食べて、身も心もハワイ気分に浸る……はずだったのですが、前述のように、結局何も食べずに会場を出てしまいました。この高まったままのハワイへの欲求をどう昇華させれば良いのか。一歩エリアから出ると、普段と何ら変わらない、いろいろなバンドやパフォーマーが好き勝手なことをやっている代々木公園をトボトボと歩きながら、考え続けました。


客がいなくても歌うデュオ

飛び跳ねる黄色の人

……

 そして閃いたのです。「そうだ、KUA`AINA(クアアイナ)に行こう!」。オアフ島発のハンバーガーチェーンの「KUA`AINA」なら、私たちの気分をうまく昇華させ、最後の締めにはちょうど良いはずです。代々木公園から、「KUA`AINA 渋谷宮益坂店」まで、そう遠い距離ではないことも幸いしました。気が付くと足は「KUA`AINA」へと向かっていたのです。


外観からハワイっぽい

手書きの絵がナイス

縦長の看板はシンボルです

大迫力のアボカドバーガー

食べ方マニュアル

ポップコーンシュリンプ

 「KUA`AINA」といえば、やっぱりアボカドバーガー。いくら大口開けても一口でガブリといけない、どデカイハンバーガーは、アメリカンな感じを見事に表してくれています。こいつと格闘しながら、モミティー(大粒のブラックタピオカが入ったアイスミルクティー)をグイッとやれば、もうすっかりハワイ気分(行ったこと無いですが)。「ハワイアンフェスティバル」で不満だった部分を、「KUA`AINA」が綺麗サッパリ流してくれました。幸せ。

今後の課題

 「ハワイアンフェスティバル」は今年が第1回目ということもあって、手探り状態だった感は否めません。開催前の情報の露出もあまり多くはなかったし、運営自体がうまく機能できていなかった部分はあると思います。でも、それはきっと、今は大きなイベントになった「タイ・フード・フェスティバル」や「アフリカンフェスタ」も同じ道を通ってきたはず。「ハワイアンフェスティバル」は、今後も継続的に開催される計画のようなので、第1回の反省を踏まえて、より大きなイベントへと育っていって欲しいものです。

 実際に「ハワイアンフェスティバル」を体験した私たちが考える、今後の課題と思われる事項を簡単に列挙してみると。

・ 「イベントの目的」にある「まだ知られていないハワイの新しい文化や魅力を体感する」という部分が、全く見えて来なかったので、何が新しい文化なのかを考えて欲しい。
・朝から夜までやっているイベントなのに、著名アーティストのライブは夜だけだったり、飲食屋台の中には夕方からしか料理を出さないところもあったりと、もう少しタイムスケジュールを考えて欲しい。
・もっと「ハワイらしい」料理を出す屋台を揃えるべきで、ケバブのように、全く関係のない屋台は会場に入れるべきではない(雰囲気を大事にして欲しい)。
・やはり、いくら出店料を取れるからといって、Yahoo! BBは入れるべきではない。

 と、いったところでしょうか。あと、根本的な問題として、ハワイという枠組みが狭いので、ひょっとしたら単体のイベントで盛り上げるにはかなり厳しいものがあるのかもしれません。ハワイ料理といっても、タイ料理のように種類があるわけでもなく。ハワイの文化といっても、音楽やアロハのようなファッション以外に一般の人を巻き込めるような魅力がないのかも。だとしたら、今後何年このイベントを続けても、それほど大きなイベントにはなり得ないかもしれないですね。

 とはいえ、せっかくスタートした「ハワイアンフェスティバル」。改善すべき点は改善して、来年以降、どのようなイベントに進化できているのか、ちゃんと見届けて行きたいと思います。事務局には頑張って欲しいものです。

☆「ハワイアンフェスティバル2004」を理解するための関連サイト
ハワイアンフェスティバル2004 …… 公式ページ。イベント目的、出演者紹介など
ハワイ観光局 …… 公式ページ。活動内容の紹介など