| |
|
|
|
![]() |
|||
|
home > special > 【特集】アフリカンフェスタ2004 【アフリカンフェスタ2004 2004.05.17】 (取材・文 Narinari.com取材班)
ちょっとアフリカまで……
今年の「アフリカンフェスタ2004」はアフリカと関わりが深いミュージシャンの白井貴子をプロデューサーに迎え、「日本とアフリカの相互理解・交流を促進し、アフリカへの親近感を醸成する」ことを目的に開催されました。アフリカ28か国の大使館と、34のNGOが参加、イベントを盛り上げます。 私たちが会場を訪れたのは、ちょうど「アフリカンフェスタ2004」が開幕した15日の正午。開幕セレモニーが日比谷公園小音楽堂で開催されていました。開幕セレモニーはアフリカの民族楽器「ジェンベ」を使った50人による大演奏会と、白井貴子のコンサートでスタート。ジェンベのリズムがとても楽しげです。
なにはさておき、時間がちょうどお昼時ということもあって、ご飯を食べなくてはいけません。このようなイベントに来たら、その土地の食べ物を食べまくる。これが私たちの鉄則です。「片っ端から食べてやる!」。そんな意気込みで、さっそくアフリカンフードコーナーへと繰り出しました。
タイフードフェスティバルのときは、普段からなじみのあるタイ料理だったので、ある程度どのような味なのか、どのような料理なのか想像はつきます。でも、アフリカ料理って、どのようなものなのでしょう。なじみのない、アフリカ各国の料理に興味津々です。
まず、最初に向かったのはガーナの屋台。大鍋で煮込まれた牛肉の煮込み風のものと、ガーナのカレーとおぼしきものがとても美味しそうな匂いを漂わせています。これらをセットにしたプレートがあったので、これを注文。説明書きによれば、プレートの左上にあるのがガーナカレー、右上にあるのがビーフステーキ、中央のご飯がジョロフライスというもの。ビーフステーキとあるものは、どう見ても牛肉の煮込みなんですが……(笑)。味も吉野家の牛丼の牛肉だけを抽出したものだと思って差し支えないと思います。日本人にもなじみ深い味でした。ジョロフライスはチキンライスのような感じ。とても美味しいご飯です。
次に向かったのはアルジェリアの屋台。ここではクスクスとスフィリアをいただきます。クスクスはアルジェリアのみならず、北アフリカの国々や地中海沿岸、中東諸国、そしてフランスやイタリアでも人気の小さな粒状のパスタのこと。パスタ、といってもスパゲッティやマカロニのような食感ではなく、どちらかというとひえとかあわの食感に近い感じ。アルジェリアの屋台で販売されていたのは、クスクスの上に、豚肉とナスやジャガイモを一緒に煮込んだものがかかった料理でした。スフィリアはグリーンピース、ジャガイモ、ニンジン、チーズを薄いピザの生地のようなもので包んだ料理。ちょっと小腹が空いたときに良さそうな料理です。
さらに食べます。次はカメルーンの屋台。ここでは定番のフライドバナナと、得体の知れないンドレという料理を食べてみることにしました。フライドバナナは、日本のように甘いバナナではなく、酸味のあるバナナを使用しているようで、揚げ物なのにサッパリとした感じがします。そして未知の料理ンドレ。これはカメルーンの国民食と言われているもののようで、現地で収穫できるンドレという苦い青野菜とピーナッツの粉を炒めたもの。屋台ではンドレの代わりにほうれん草を使用していましたが、エビと魚の切り身と共に炒め、薄い塩味で味付けされていました。悪くありません。
さらに食べ続けます。今度はエチオピアの屋台へと移動。早くもガーナ→アルジェリア→カメルーン→エチオピアと4か国目です(笑)。ここではシチューセットを注文。お皿の左下のパンはインジェラと呼ばれるエチオピアのスチームブレッド、すなわち蒸しパンです。その上、ロール状のものはダボと呼ばれるエチオピアのスパイスブレッド。強烈な酸味が特徴的なパンです。真ん中の赤いシチューはチキンの辛口シチュー。トマトベースで辛みが効いています。一番右の緑色のシチューはラムのマイルドシチュー。みじん切りにしたタマネギとジャガイモは分かったのですが、味と色のベースとなっている食材が何なのかは分かりませんでした。無念。そしてエチオピアコーヒー。エチオピアはよく聞くコーヒーの産地です。本場の味を堪能。
これで終わりかって? 否、まだまだ食べ続けます。次はエジプトの屋台。ここでは肉を焼く匂いに誘われてシシカバーブを食べることにしました。シシカバーブといえばトルコが有名ですが、エジプトも近い国なので、ポピュラーな料理のようです。日本では一般的にシシカバーブというと羊肉を連想しますが、基本的には串に肉を刺して焼けばシシカバーブなのだとか。この屋台で販売されていたのは、鶏のもも肉を串焼きにしたものでした。スパイスが特徴的でなかなか。
さすがにこの辺までくると、私たちも食べ過ぎだということに薄々気が付き始めています。でも、食べます。そこに未知の料理がある限り。と、いうわけで次はスーダンの屋台。ターメイヤはヒヨコ豆をコロッケにしたもの。スーダンの代表的なファーストフードだといいます。味は豆のカレーをコロッケにしたような感じ。カレーで味付けがしてあるので、とても食べやすい料理です。シシタオグは鶏のささみ部分をシシカバーブのようにスパイスを付けて焼いたもの。バミャファリックはオクラと鶏肉のシチュー。やはりベースはトマトのようです。オクラのぬめっとした食感が、そのままシチューに活きていました(笑)。
スータンの屋台ではシチューのバミャファリックにピタパンがセットで付いてきました。同じくスーダンの屋台で販売されていた色鮮やかなハイビスカスのジュースを片手にモグモグと。ハイビスカスのジュースはラズベリージュースのような味でした。なにかのジュースにハイビスカスで色づけしたものなのか、ハイビスカス自体にラズベリージュースのような味が出せるのかは不明ですが、とても美味しいジュースです。
いよいよ食事の締めです。デザートを食べよう! ということで、チョコレートの本場、ガーナの屋台へ再び向かいました。ここではガーナチョコをふんだんに使ったソフトクリームが販売されています。し、しかし、あまりにもカップへの流し込みが下手すぎます(笑)。まあ味に支障はないので、問題は無いのですが……。 一通り食事も済み、お腹もいっぱいになってしまったので、会場をグルリと回ることに。このとき、すでに時計は午後1時を回っていましたが、会場もかなり混雑してきました。タイフードフェスティバルほどの混雑具合ではありませんが、会場が狭い分、結構な混雑に感じてしまいます。
会場にはさまざまなアフリカの楽器や工芸品などが販売されています。見て歩くだけでも、なかなか楽しいものです。
東京のど真ん中で、とってもアフリカンな一日を過ごして大満足。日本にいるとあまりなじみのない点が多いアフリカですが、ほんの少しだけアフリカの文化を垣間見ることができたと思います。まだ今年で4回目の歴史浅いイベントですが、これから大事に、大きく育てて欲しいイベントだと感じました。来年は皆さんもぜひ!
☆「アフリカンフェスタ」を理解するための関連サイト |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||