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home > special > 【特集】聖パトリック・デーとイースター 【聖パトリック・デーとイースター 2004.02.28】 (取材・文 Narinari.com取材班)
春の行事といえば。アメリカにはアイルランド系アメリカ人が祝う聖パトリック・デーと、キリスト教の復活祭を祝うイースターのふたつの有名な行事があります。日本ではなじみの少ないこのふたつの行事。どのようなものなのか見ていくことにしましょう。 聖パトリック・デーとは 聖パトリック・デーとは、4世紀後半、アイルランドにキリスト教を伝えた守護聖人パトリックを祝う日のこと。聖パトリックの命日である3月17日がその日にあたります。 当時、キリスト教がまだ異教だったアイルランドに「三位一体」(※注)の原理を教えるため、クローバーの一種である三つ葉のシャムロック(ツメクサ)を用いてわかりやすく説明したパトリック。この逸話から、後にシャムロックが聖パトリック・デーのシンボルとなり、イメージカラーも緑となりました。ちなみに、アイルランドの国花もまた、シャムロックとなっています。 (※注)三位一体とは……? このような歴史を持つ聖パトリック・デーですが、現在ではシャムロックに三位一体の意味はほとんど無くなり、単に「グッドラック」のシンボルとしても使われているそうです。 さて、アメリカの聖パトリック・デー。アイルランド移民の多いボストンなどから始まり、今ではアメリカ中でお祝いされています。この時期になると、シャムロックのかたちを型どったクッキーやお菓子が街のスーパーに並ぶほか、この日だけはバーで緑色のビールが販売されていたりします。 ちなみに日本でも東京・原宿の表参道で、毎年聖パトリック・デーのパレードが行われています。
イースターとは イースターはキリスト教の復活祭のこと。アメリカではパステルカラーのお菓子、色をつけた卵、ウサギやヒヨコといったキャラクターやシンボルが多く売られる季節です。色合いからして春の訪れを祝っているようでウキウキするお祭りですね。 イースターは決まって毎年日曜日なんです。でもどの日曜日になるかはハッキリ決まっていません。実はイースターの日程は独特な計算方法で決められており、だいたい3月〜4月の間となっていますが、これが結構面倒なんです。だって毎年カレンダーで確認しないと、いつなのかわからないですし(笑)。 日程の決め方は、「その年の春分(3月21日)後から最初に来る満月の日。さらにその後の最初の日曜日が復活祭」となっています。この計算法によって弾き出された今年のイースターは4月11日となっています。 さらに、復活祭の前40日間は肉を絶つ「四旬節」と呼ばれる期間で、その最初の日(水曜日)を「灰の水曜日」と呼んで、キリスト教の信者たちは額の真ん中に灰を塗ります。「灰の水曜日」の前の数日間を「謝肉祭」と呼び、カーニバルをして大騒ぎをしますが、これがリオのカーニバルに代表される「マルディグラ」です。 イースターは子供にとっても、卵に色をつけたり、お菓子やおもちゃが入ったプラスチックの卵を庭や学校で探したり(エッグ・ハンティング)。色々と楽しいイベントてんこ盛りな一日でもあります。
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