ウィル・スミスの娘、自ら“24時間軟禁状態”に

2020/03/12 22:31 Written by Narinari.com編集部

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ウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミスの娘、ウィロー・スミス(19歳)が、あるスペースで24時間拘束される。ロサンゼルス現代美術館(MOCA)のインスタレーション作品の一環として行われるという。

「不安」をテーマにした、ミュージシャンのタイラー・コールとの共同プロジェクトで、2人は同美術館のゲフィン・コンテンポラリーの中に設置された小さなスペースの中で24時間を一緒に過ごすようだ。同プロジェクトで、2人は「不安」に関する8つのステージを共に経験するという。

悲嘆、妄想、慈悲など不安に関する8つの感情を3時間ごとに掘り下げていく。パフォーマンス中、2人は言葉を交わさないそうだが、「唸ったり叫んだりはするかも。とても原初的なものになるわ」とロサンゼルス・タイムズに対しウィローは話していた。

また、自身もメンタルヘルスの問題を抱えていることを以前から明かしていたウィローは、不安に関する問題は予期できないものへの恐怖から始まると話している。そして、今年1月にヘリコプター墜落事故で亡くなったコービー・ブライアントについて言及し、一日というものが何を自分にもたらすか一切わからないという事実が、自分を頻繁に不安にさせるとしていた。

「何だって起こりえる星に私たちは住んでいる。コービーのだってそうでしょ? 心臓がナイフでえぐられるかのようだった。全ての瞬間が尊いもの。そして誰もが、未来に何が起こるかわからないっていう恐怖を抱えていると思う。自分の行く道は正しいのか、正しい選択を自分はしているのかって」

そして同プロジェクトの構想は、パフォーマンス終了となる13日発売の2人のアルバム「
ジ・アングザエティ」をもとに作られたそうで、ウィローはこう続けた。

「『この経験を人格化させたら面白くない?』って2人で話してね。怖くて、ひとりぼっちだっていう感情から始まり、受け止められる喜び溢れる場所にたどり着くみたいな?とても繊細なテーマだってことは理解している。『これが私達の経験そのものです』ってわけじゃなく、自分たちの個人的な経験をただ表現したかったの」
「『凄い!これは気づきを促すものだ』とはならない。(閉じこもるスペースの)壁に書こうと思っている文章はこう、『自分の恐怖を受け止めることが理解につながる一歩だ』。要するに、これはリアルであることに関する何か。リアルな原因とは何かを探るね」

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