モトリー・クルー復活、“契約書爆破”で引退撤回

2019/11/21 06:06 Written by Narinari.com編集部

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モトリー・クルーの再結成ツアーが決まった。ニッキー・シックス、トミー・リー、ミック・マーズ、ヴィンス・ニールからなる同バンドは、2015年のファイナルツアーから、およそ5年ぶりに復活する。

当時、バンドの活動休止にあたって、メンバー全員がモトリー・クルーの名のもとライブをすることを禁止する契約が交わされていたが、11月18日、同バンドはその契約書を爆破する動画を発表。映画「ザ・ダート: モトリー・クルー自伝」で監督を務めたマシン・ガン・ケリーがナレーションを務めている。

「2014年モトリー・クルーはファイナルツアーを発表し、およそ35年にわたるツアー生活に終止符を打った。その活動休止を公式なものとするため、彼らは異例となる契約を交わしていた」
「それから何年にもわたってモトリー・クルーの人気はかつてないほど高まり、おなじみのクルーヘッズと共に全く新しいファン層を獲得、あのくだらない契約を破り、引退撤回の運びとなった」

ちなみに、ファンらは先週、同バンドの再結成を求めるキャンペーンを開始、新規のファンらもステージを実際に見る権利があると訴えていた。

同動画でケリーはこう続けている。

「再度ステージを共にする場合、その契約をぶち壊す必要があることはメンバーも承知だ。ま、破壊はモトリー・クルーのお手の物だろ」

今回の再結成の噂は、ブラック・クロウズのマネージャーのマーク・ディディアが「ハワード・スターン・ラップ・アップ・ショウ」に出演した際、再結成を果たすのはブラック・クロウズだけでなく、モトリー・クルー及びもう2組のメジャーバンドもする可能性がある」と明かしたことに端を発する。

しかしフロントマンのヴィンスは今月、再結成の噂を一蹴。「この頃、人々の間で話題に上っている噂は嘘だ。(伝記)映画のプレミア以来メンバーの連中とは会っていない、俺は背中が悪くて、その治療でショーをキャンセルしなければならなかったんだ」「俺とトミーにはいざこざはない。ゴシップサイトの情報を鵜呑みにするなよ!ロックし続けるんだ」とツイートしていた。

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