東京ディズニーランド35周年を機に、パーク開園当初から愛され続ける人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」がデイズニー映画のキャラクターを加えてリニューアル。4月15日のオープンを前に、メディア向けに公開された。

世界中の子どもたちが「小さな世界」を合唱する中をボートに乗って巡る、TDL開園時からあるアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」。大幅なリニューアルは今回が初めてとなる。

ボート乗り場は、世界に飛び立つ出発点“スモールワールド・ステーション”をイメージした建物が作られ、以前よりも街らしさが増すなど、リニューアル前とはガラッと様変わりした。

きっぷ売り場の横を抜け、ゲストはここから“世界で一番幸せな船旅”に旅立つ。

壁面にはミッキーとミニーのイラストも。

煌めく星を釣る子どもたちが印象的だ。

今回のリニューアルで、ディズニー映画に登場するキャラクター約40体がアトラクションの世界に仲間入りを果たした。

アトラクション内は、ヨーロッパ・アジア・アフリカ・中南米・南太平洋の島々のエリアに分けられ、それぞれの地域に合った作品が散りばめられている。ラストは地域関係なくみんながひとつになったフィナーレのエリアを抜け、船旅は終了する。

まず、最初のヨーロッパエリアから、大ヒット映画『アナと雪の女王』のアナ、エルサ、オラフが迎える。

そこから、『シンデレラ』『不思議の国のアリス』『ピーター・パン』など、次から次へと映画のキャラクターが登場。

また今回、『メリダとおそろしの森』や『ヘラクレス』『ムーラン』といった、コアな作品のキャラクターもフィーチャーされているところがファンにはたまらないのではないだろうか。

さらに、中南米エリアには、懐かしの映画『三人の騎士』のドナルドダック、ホセ・キャリオカ、パンチートの姿も見ることができる。

映画キャラクターの配置されている付近では、それぞれの映画の名シーンを彷彿させる音楽が「小さな世界」の曲に織り込まれているので、よく耳をすませてみて欲しい。（※『メリダとおそろしの森』『おしゃれキャット』『リロ＆スティッチ』『ファインディング・ニモ』を除く）。

大幅なリニューアルとなったが、傘を差した花柄のヒョウやお腹を抱えて笑い転げるハイエナ、卵をリズミカルに手にもつカモノハシなど、これまでの人形たちも健在だ。

映画のキャラクターたちは「イッツ・ア・スモールワールド」の世界観に合わせたデザインになっているので、見逃してしまうこともあるかもしれないが、新たに探し出す楽しさが加わった。


☆グッズも多数登場

アトラクションリニューアルオープンに先駆け、4月10日より、「イッツ・ア・スモールワールド」のスペシャルグッズを販売。

アナ、エルサ、アリエル、メリダ、ラプンツェル、アリス、ジャスミン、モアナのぬいぐるみバッジや、キングダム・トレジャーにはアリエル、シンデレラ、アリス、ラプンツェル、エルサのドールが登場。

他にも、リニューアル後のキービジュアルを使用したタンブラーに豆皿セット、ラグ、ティッシュボックスカバー、ステーショナリー、お菓子類など、日用品からコレクションアイテムまでラインナップしている。

使い捨てマスク1枚が付いたマスクケースといった、便利グッズも取り揃えている。



☆リニューアルした船旅の中で出会えるディズニーキャラクター一覧

◆ヨーロッパのエリア
1『アナと雪の女王』アナ、エルサ、オラフ
2『シンデレラ』シンデレラ、プリンス・チャーミング
3『不思議の国のアリス』アリス、ホワイトラビット
4『ピーター・パン』ピーターパン、ウェンディ、ティンカーベル
5『メリダとおそろしの森』メリダ、小グマ
6『おしゃれキャット』マリー
7『塔の上のラプンツェル』ラプンツェル、パスカル
8『ピノキオ』ピノキオ、ジミニークリケット

◆アジアのエリア
9『ヘラクレス』ヘラクレス、ペガサス
10『ムーラン』ムーラン、クリキー、ムーシュー
11『ジャングル・ブック』モーグリ、バルー
12『アラジン』アラジン、ジャスミン

◆アフリカのエリア
13『ライオン・キング』シンバ、プンバァ、ティモン

◆中南米のエリア
14『三人の騎士』ドナルドダック、ホセ・キャリオカ、パンチート

◆南太平洋の島々のエリア

15『リロ＆スティッチ』リロ、スティッチ
16『モアナと伝説の海』モアナ、プア、ヘイヘイ
17『ファインディング・ニモ』ニモ、ドリー、マーリン
16『リトル・マーメイド』アリエル、フランダー