ミムラが改名、“何かあって”ではないと理由説明

2018/03/27 10:15 Written by Narinari.com編集部

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女優のミムラ(33歳)が3月27日、芸名を“美村里江(みむらりえ)”に改名したと発表した。公式サイトでは、その理由などについて説明している。

公式サイトに掲載された説明では、まず、改名は「“突然”に見えるかと思われますが、ここ数年自分でしっかり考えて腑に落ちて決めたこと」とし、「事務所には昨年中に相談、新しい名前の画数なども調べてもらい、GOサインが出ました」とのこと。

改名の理由については、「(一)本家ムーミン“ミムラ姉さん”の知名度がぐんと上がったため」「(二)大河ドラマ台本の役名・出演者一覧を見て本来の日本名の大切さ」「(三)公私の自分がニアリーイコールになった」と大きく3つを挙げ、それぞれについて詳細をつづっている。

そして「『所属事務所と揉めて』や『プライベートで何かあって』という理由からではないのでどうぞご安心ください」とした上で、「長らく使わせて頂いた呼び名=『みむら』を手放すのも忍びなく、日本に古くからある苗字のひとつなのでそのまま使用、名前は本名、という併せで【美村里江】といたしました」「本名と半々の、よくある芸名のスタイルになりました」と続けた。


☆美村里江による改名理由の説明(公式サイトより)

(一)本家ムーミン“ミムラ姉さん”の知名度がぐんと上がったため

使用している芸名ミムラの発端は、私が熱狂的なムーミンファンだったため名づけました。ミムラ姉さんという魅力的なキャラがいるんですよ〜と広めたい思いがあったのです。しかしながら近年、本家ムーミン“ミムラ姉さん”の知名度がぐんと上がってきたため、少しばかり居心地に違和感が発生してまいりました。

そもそも童話ムーミンシリーズのキャラクター「ミムラ姉さん」から拝借した、というお気に入りエピソードも含み、この名のおかげで頂戴した仕事も多く大変な恩を感じております。まだ軽いモデル業のみだった17年前、どちらかというとマイナーキャラクターであったミムラ姉さん。「極東の地で少しばかり拝借していてもよかろう」という考えで、短期間だけのつもりで命名したのがはじまりでした。

この数年新作アニメ・映画も制作され、各商品の購買促進用オマケに起用され、グッズ関連からもムーミン人気が恒常化。フィンランド以外の国で初のムーミン切手を発行(即完売し、2018年で二度目の発行)。本家の“ミムラ姉さん”の存在も多くの人に知れてきて、原作ファンとしても大変嬉しいところです。埼玉のテーマパーク開業予定からしても、ムーミンはブームでなく一つのジャンルとして日本に定着、この先も人気は続いていくとみて、本家の“ミムラ姉さん”へ名前をお返しします。


(二)大河ドラマ台本の役名・出演者一覧を見て本来の日本名の大切さ
 
一度目は「細川ガラシャ(たま)」であり、自分の名がカタカナでも親和性がありました。ところが、「大久保満寿 ミムラ」と字面を見た時のなんともいえない気持ち……。(一)の理由を考えていた折に頂いた、大河ドラマ二度目の出演依頼。時代劇は今後もやっていきたい大好きなジャンル。これも潮時とさらに納得を深めた次第です。TVデビューのころにカタカナ単体芸名が珍しかったこともあり「日本人じゃないの?」と散々誤解されたこともありましたが(笑)


(三)公私の自分が、ニアリーイコールになった

以前はプライベートの時間に「ミムラさんですか」と声をかけられると、「はて、今の私はミムラなのだろうか。本名の小暮里江(※2012年6月本名公表)ではないのかな」と、仕事を離れると湧いてくる少し不思議な気持ちがあった気がします。それが現在、「お声がけありがとうございます」と何の曇りもなく嬉しい気持ちで笑顔を返すことができます。

若さゆえ、仕事を離れた公私の整合性をどうとればよいのか悩んだ時期もありあましたが、公を担う役者としての自分と私的な自分が、それぞれ違う素材であり、それでいて一方があるからもう一方も活きる。もう別ける必要はないという想いが湧きました。   

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