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NHKで紹介「お賽銭の意味」が話題に

NHKで紹介「お賽銭の意味」が話題に
12月28日に放送されたバラエティ番組「チコちゃんに叱られる」(NHK)で、「お賽銭は、どうして入れるのか」との疑問が取り上げられ、その答えが話題を呼んでいる。





この日、MCを務める5歳児のチコちゃんから「お賽銭はどうして入れるの?」と聞かれたナインティナインの岡村隆史(47歳)は、いきなりの意外な質問に「え〜…?」と言葉を詰まらせ、「いろんなお願いごとをするにあたり、お礼じゃないですけども……お願い事を叶えてもらうための代金ってこと?」と回答。さらにチコちゃんから「あなたお金で買うの? 願い事を」と責められた岡村は「そういうつもりじゃないけど……」とタジタジだ。

「お賽銭を入れて、お願い事をする」。多くの人がしているであろうことだが、チコちゃんによるとそれは誤りで、本当は「お賽銭を入れるのは、“ケガレ”をお金にくっつけて捨てるため」だという。そのため「お賽銭箱はね、“ケガレ”のゴミ箱なの」と言い切ると、出演者一同「ええーーー!そうなの!?」と驚いた。

ここで、國學院大學の新谷尚紀教授(民俗学)が登場。「皆さん勘違いしてる人も多いと思いますが、お賽銭はお願い代じゃないんです。お金には災いや汚れを磁石のように吸い付ける力があると考えられているんです」と解説を加えた。

新谷教授の説明によると、お金のルーツは貝で、古代中国では貨幣代わりに使われていた。使用されていた貝には穴が空いており、「貝は命が生まれてくる女性器に似ているところから、この世とあの世の出入り口と考えられていた」という。貝の表がこの世、裏側があの世と言われ、生きている人に付いた“ケガレ”(病気や災いなど)が、穴を通ってあの世に吸い寄せられるとされ、その名残が今のお賽銭に繋がっているそうだ。

つまり、「自分の持ってるお金をお賽銭として投げ入れることによって、自分の身を清めることになるんです」とのこと。新谷教授はさらに「これはあくまでも学問的な分析の視点からの意見ですけどね」と前置きした上で、「お賽銭ていうのは“ケガレ”を清めるものですので、額の多い少ないというのは特に関係ない」と語った。

この話を聞いた岡村は「“ケガレ”たお金たちは、どこでマネーロンダリング……どうやって浄化されていってるんでしょうか」と素朴な疑問。これは「神社に納めることで清められる」と考えれば良いそうで、新谷教授は「お賽銭は神様へのお礼の気持ち、日々の感謝の気持ち、そんな真心の表現という意味もあるのです」と補足した。

また、番組では最後に「神社は人々の『ケガレを捨てる場所』ではなく、『キレイにはらい清めてくれる場所』です。お賽銭の入れ方や作法などは監修してくださった先生の見解であり、諸説ございます」とまとめた。

番組放送中より、Twitterなどネットでは「知らんかった……」「お願い事代としか考えたことなかった(笑)」「賽銭泥棒はわざわざケガレを持っていってるわけか」「諸説あるらしいけど、どれくらい有力な説なんだろう」「神社に奉納、みたいな意味じゃないのかなぁ」「ほかの学者さんの意見も聞きたい〜」など、さまざまな反応が上がっている。

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