NHK「MAG・ネット」3月で終了、マンガやアニメなどを扱う人気番組。

2013/02/10 05:05 Written by Narinari.com編集部

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NHKの人気サブカル番組「MAG・ネット」が、3月の放送をもって終了することがわかった。同番組を手がける安斎昌幸氏や、ナビゲーターキャラのデザインを手がけた西又葵氏がTwitterで報告している。

安斎氏は2月8日、「『MAG・ネット』は3月で最終回です。特に後継番組などはありません。いろいろ提案したんですが通りませんでしたね。。」とツイート。その後、安斎氏のもとに寄せられる番組終了を惜しむ声に応える形で「なんか若者向けとかサブカル系の番組って、提案通りにくくなってるみたいです」「BSは今サブカル系が入る余地が無いみたいです。。」と、番組が置かれている状況を説明した。

また、「若者文化を伝える番組は必要だと思うんですけどね。結局テレビをあまり見ない若者に向けて作っても仕方がないという感じなのかなあ」「なんかサブカルとかオタクって言葉はもはや禁句になってるよなあ。なんでだろ。若者文化をないがしろにしてたらテレビの未来はますますないよ」とも。ただ、こうした番組への情熱は変わらず、将来的な“復活”に向けて尽力することをファンに約束している。

一方の西又氏も、8日に「そんな訳で『MAG・ネット』次回3月2日で最終回です。長い間放送されていましたがNHKさんの方針が変わられるようで、視聴率は良いのに終了という…後番組なども予定はないみたいです…。長年、さすけ&ねねと関われて幸せでした 次回是非見てね!」とツイート。

そして「こういったオタク文化を紹介するサブカル番組って凄く珍しい上に『MAG・ネット』の番組を制作されている方々は皆さん本当に楽しんで番組を作られていて、だからこそ視聴率も良い面白い長寿番組になったんだと思います。またこの制作スタッフの皆さんとお仕事が出来たら良いなぁ」と、番組との別れを惜しんだ。

「MAG・ネット」は2010年4月より放送開始。第1回のテーマ「初音ミク」から始まり(同年3月放送のβ版は「ラブプラス」)、「東方Project」「水樹奈々」「ヘタリア Axis Powers」「相撲マンガ」「黒執事」「ライトノベル」「擬人化キャラ」など、さまざまなテーマが取り上げられた。

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