映さないはずの寄せ書きをNHKが勝手に放送、貫地谷しほり「悲しい」。

2008/03/05 23:35 Written by コ○助

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昨年10月から、NHKの「朝の連続テレビ小説」枠で放送されている「ちりとてちん」。主人公の女の子が大阪で落語家を目指すという、成長の過程を描いた「泣けて笑える」物語なりよ。初回の視聴率は17.1%と、同枠のドラマでは「どんど晴れ」(2007年)の14.9%、「ファイト」(2005年)の16.9%に次ぐ歴代3位の低空飛行からのスタートだったなりが、各所に張り巡らされた伏線や、登場人物の描き方の巧さなどがジワジワと視聴者の心を捉え、3月3日の放送では関東・関西地区ともに20%の大台を突破。近年の同枠ドラマの中では「成功作」と言われるようになったなりね。

この「ちりとてちん」でヒロインを演じているのは、オーディションを勝ち抜いて主役の座を掴んだ貫地谷しほり。「ちりとてちん」が初主演作ながら堂々たる演技を見せ、共演者や視聴者からその演技力の高さを絶賛されているなりよ。映画「スウィングガールズ」に出演した2004年頃には、同作で共演した上野樹里や本仮屋ユイカに比べるとあまり目立たない存在だったなりが、「ちりとてちん」の成功により、今後の活躍を大きく期待されるようになったなりね。ちなみに、4月からはテレビ朝日系の連続ドラマ「キミ犯人じゃないよね?」への主演が決定しているなり。

さて、「ちりとてちん」の撮影はすでに終了しており、貫地谷しほりによるプロモーション(番組宣伝)活動も終わりを迎えつつあるなりが、3月3日に放送された「スタジオパークからこんにちは」(NHK)にゲスト出演した際に、残念なトラブルが起きてしまい、放送終了直後からネットで物議を醸していたなりよ。

「スタジオパーク」の放送では、「ちりとてちん」のエピソードとともに、撮影中のスナップ写真をまとめたアルバムが公開されたなりが、このアルバムの最後のページに書かれていた「寄せ書き」が画面に映し出された瞬間に貫地谷しほりの表情が一変。「それはダメ!ダメ!ダメです!」と慌てて制止するも、無情にも画面にはバッチリと「寄せ書き」が公開されてしまったなりよ。そこから貫地谷しほりは明らかにテンションが低くなり、怒りとも悲しみとも、何とも言いようのない表情のまま番組は終了したなりね。

番組を見ていた視聴者は、あまりの貫地谷しほりの慌てぶりと、「ダメ」と必死に止める姿、その後の落胆ぶりからただならぬ事態だったことを察知。放送終了後には、ブログなどに「あれはアナウンサーが酷い」「貫地谷しほりは素敵な想い出を公衆にさらしたくなかったのではないか」などの感想が綴られ、生放送でのトラブルとはいえ、ゲストの心情を害するような番組の進行の仕方へ批判が出ていたなりよ。

そして、放送日の3月3日夕方に、貫地谷しほりは公式ブログ「しほりのおしゃべり工房」で真相を告白。「クランクアップした時にみんなが寄せ書きしてくれたメッセージが了解も取っていないのに、放送されてしまって本当に本当にごめんなさい」「私個人に書いてもらったものだから写真のみでメッセージは絶対に映さないでと打ち合わせしてたのですが、何かが行き違ったらしくて、放送されてしまいました。私もこんなことになって本当に悲しいです」と、「映さないで」とクギを刺しておいたにも関わらず放送されてしまったこと、そしてこのトラブルを悲しんでいるとコメントしているなり。

貫地谷しほりは何も悪くないにも関わらず、関係者に謝罪までしているのは少し可哀相な気も。「ちりとてちん」の最後の最後にミソを付けるようなトラブルで、ヒロインが悲しい思いをしてしまったのは残念な話なりね。

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