出川は子どもの頃から「俳優になりたい」との夢を抱いていたが、18歳のとき、家計を助けるために夢を諦め、住み込みで料理人の修業へと進んだ。そんなある日、1畳程度の部屋で、修行で疲れ果てた夜に手にしたのが、矢沢永吉の自叙伝「成りあがり」だった。
そこに書かれていた言葉が「だれもがBIGになれる“道”を持っている」。この言葉に心を揺さぶられた出川は映画の専門学校に進むことを決め、再び夢を追い求めることになったという。
出川は「永ちゃん、ありがとう」と心から感謝。「僕の人生を変えてくれた言葉です」と、自身にとってかけがえのない言葉だと語った。