このコンテストに参加するためにクラークさんが選んだのは、映画「ハンガー・ゲーム」のヒロインであるカットニス・エヴァディーンと、米ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」に登場するティリオン・ラニスターというキャラクター。それぞれジェニファー・ローレンス(身長179cm)とピーター・ディンクレイジ(同135cm)が演じているファンタジー上の登場人物です。
実はクラークさん、昨年も「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロー船長の等身大ケーキで同コンテストを制していました。しかし、この時は全身にケーキのスポンジ生地を使わず、部分的にシリアルの「ライスクリスピー」を使用したことで「正統派ではない」と批判を受けていたとか。そのため、今年はリベンジを兼ねてスポンジ生地のみで等身大ケーキを作ることを決意。150個の卵、10kgの小麦粉とバターを使い、制作時間は1か月、費用もケーキ2体で600ポンド(日本円で約11万円)と、かなりの高額の投資を行いました。
しかしその努力が実を結び、今年もクラークさんが同コンテストで優勝を飾ったそうです。
ちなみに、気になるのは出品が済んだ後のケーキがどうなるのか、という点。スポンジ生地の一部はすでに焼かれてから1か月が経っているため、食べるのではなく、あくまでも観賞用とのことです。