ロックバンド・クイーンのギタリスト、ブライアン・メイが、自身のギターを米ロサンゼルスに輸送するために1万ポンド(約182万円)を費やしたようだ。

今週ハリウッドで開かれたクラシック・ロック・アワーズの席で、自身の有名な“レッド・スペシャル”と呼ばれるギターで演奏したかったブライアンは、そのギターがトランジットの際に他の荷物と一緒になって破損することを恐れたために、ロンドン→ロサンゼルス間のブリティッシュ・エアウェイズでのフライト時に、ファーストクラスの席でVIP扱いを受けられるよう大枚をはたいたという。

ある関係者は英紙ミラーに次のように語っている。

「そのギターが他の荷物と同様に取り扱われるという選択枠はブライアンにはありませんでした」
「手荷物を入れる座席の上の棚にそのギターが入らなかったために、ブライアンはファーストクラスのチケットを購入し、そこにスタッフとギターが配置されたようです」
「この方法しかなかったのです。ブライアンはギターが完全にVIPとして取り扱われることを確実にしていました。ブライアンの人生でギターほど情熱を注いでいるものはほとんどないですからね」

そのギターがブライアンにとって重要な意味を持つことは明らかだが、約40年前にイングランド・ミドルセックスのフェルタムにある父親の作業場で自作してから、重要なギターであり続けている。
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