WWDによると、ズール氏は「ジバンシィ」CEOの就任後、たった2年間の立て直し期間を経て、今年だけでも新たに25店舗もオープンさせるほど、ブランド再生に貢献したという。
今回の発表に先立ち、昨年にはマーク・ジェイコブス(51歳)が自身のブランドに専念するため、「ルイ・ヴィトン」のヘッド・デザイナーの座から降りたという動きがあった。また、マークはマークジェイコブス・インターナショナルの株式公開のためにもヴィトンを去ったとも見られている。
今回の入れ替えに続き、ヴィトンの北アジア地区でCEOを務めていたフィリップ・フォルトゥナート元社長がズール氏の後任としてジバンシィのCEOを引き継ぎ、さらにマークの30年来のビジネスパートナーであるロバート・ダフィ氏がマークのブランドに残る予定だ。