JR東日本は7月2日、今年12月に開業100周年を迎える東京駅の“次の100年”を見据え、丸の内駅前広場を整備すると発表した。新しい駅前広場は、「首都東京の玄関口として格調と賑わいある新たな都市景観を創り出します」(同社より)としている。

具体的には、東京都と連携し、広場中央部に大きな歩行者空間「都市の広場(仮称)」、その南北に交通広場を配置した駅前広場を整備。「都市の広場(仮称)」は、緑陰豊かなケヤキの列植、行幸通りとデザイン的な統一を図った舗装や照明デザインなどにより、丸の内駅舎とともに日本を代表する都市景観を創出し、東京駅周辺の都市観光の一役を担う。

また、交通広場(南部・北部)は、路線バスやタクシーなどの交通結節機能を集約するとともに、四季を彩る植栽などによる修景を行う。

完成時期は2017年春を予定。なお、南部の交通広場については、全体完成に先立ち2015 年冬に使用開始する予定だ。
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