同館ではLVMHモエ・へネシー・ルイ・ヴィトンが所有する美術品や、特別に委託された作品を展示する予定だという。また建物にはコンサートやライブなどを行うこともできるパフォーマンス用のホールも備えているようだ。
LVMHのベルナール・アルノー社長は美術品が「吟味された選出となっており、その選出に自身もかなり携わっている」としており、フランスのTF1局に出演した際には「このミュージアムは皆様や従業員に対するわずかなお返しです」とコメントしている。
また、ミュージアムの財団法人は以前、このミュージアムが「フランスと世界の現代美術品を奨励し、その発展を目指す」ことを目的としていると話していた。
アルノー社長は現代的な建物のデザインのためにカナダ人建築家のフランク・ゲーリーを起用。フランクは10月のミュージアムのオープニングに合わせた限定ハンドバッグもデザインしたと言われている。