また、百田は文庫の作家別売上で初の上半期1位に。前出の「永遠の0」以外にも、69.9万部を売り上げ、同部門3位となった「幸福な生活」(昨年12月発売・祥伝社)など、計10作で総売上289.6万部を記録し、「下町ロケット」(小学館)などがヒットとなった池井戸潤(233.5万部)、2010年の作家別ランキング発表開始以来4年連続で上半期1位を続けていた東野圭吾(総売上144.5万部)ら2位以下を抑えた。
なお、今回2年連続で上半期1位となった文庫「永遠の0」は、発売から3年3か月が経過した2012年10月15日付けで100万部を突破、そして昨年5月6日付けでは初の文庫部門1位を獲得。昨年12月21日にV6・岡田准一主演の同名映画が公開となったこともヒットを後押しし、今年2月24日付けでBOOK(総合)部門・文庫部門・コミック部門など全部門を通じて初の400万部突破を果たした(5月26日付現在で累計売上426.8万部)。