3年にわたる内戦で、国外へ避難している難民は240万人に達し、1万人以上の子どもが犠牲になったシリア。映像では、平和な日常を送る一人の女の子の生活が、紛争によって1秒ごとに悲劇に変わっていき、その1年後の様子を93秒で表現している。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの宮下礼海外事業部部長は、この動画について「この映像を見た多くの人たちが、衝撃を受け、涙が出てきたと言います。そして、シリアの子どもたちが置かれている現実を変えるために何かをしたいという思いで、映像が広くシェアされています。これは、映像の舞台となったイギリスや、この日本では起こり得ないことでしょうか? この悲劇的な現実をシリアの子どもたちはたった今、経験しています。この93秒の映像が、シリアの問題を解決する一つの契機になればいいと考えます」とコメントを寄せている。