セブン-イレブンは3月1日、43番目の出店エリア(都道府県)となる愛媛県に、初の店舗を3店同時オープンした。同社は昨年3月1日、香川県・徳島県に店舗を構え、四国へ初進出。2015年度には残された高知県への出店も予定しており、四国全県で展開する計画だ。

現在、同社は四国全県への出店に向けて、専用工場や配送などのインフラ整備を進めている段階。昨年12月には、香川県坂出市に初の米飯専用工場を稼動し、今春には、愛媛県新居浜市に惣菜やデザートなどの製造工場の稼動を予定しているほか、四国4県の全体効率を図りながら、2019年2月末までに合計で約590店舗の出店を目指すという。

さらに今回、愛媛県内での展開では、全国的にも初めての試みとなる本格的な書籍チェーンとの併設店舗を出店。松山市に本拠を置く「明屋(はるや)書店 石井店」の一部を改装し、イートインスペース併設型のセブン-イレブンとして出店した。

なお、今回の愛媛県初出店にあわせ、電子マネーnanacoの地域限定バージョン「愛媛県限定 みきゃんnanacoカード」を3万5,000枚限定で販売している。販売場所は愛媛県内のセブン-イレブン。
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