10000形は2000形を基本に、“スマートモノレール”をコンセプトに新たに設計。羽田アクセスとして国内の利用者はもちろん、海外からの利用者のニーズに応えるため、車内にはスーツケース用の置場を充実させるほか、インテリアには、座席や車両間貫通扉などに“和”のおもてなしを演出するデザインを採用した。
情報サービスでは、4か国語表示にも対応可能な案内用液晶ディスプレイを各ドア上部に設置し、わかりやすい案内表示に努めるとともに、公衆無線LANサービスを設置。車内で高速インターネットが利用できる。
そのほか、人と環境に優しい“スマート”な車両を目指す工夫として、安全性向上に加え、冷房能力を高めるため車両間の仕切りとしてガラスドアを採用。車内の快適性向上を図るなど、省エネルギー性、環境性にもこだわり、最新技術を積極的に採り入れている。