また、「聞く力心をひらく35のヒント」(文藝春秋)や「置かれた場所で咲きなさい」(幻冬舎)など、ヒット作が続出し非常にレベルの高い争いを繰り広げている「自己啓発書部門」では、4週連続1位の林真理子「野心のすすめ」(講談社)を抑え1位に。
「いつやるか? 今でしょ!」は、「ゼロからは何も生まれない。マイナスからは生まれる」をテーマにした。受験にも仕事にも使える人生のアドバイスがつまった自己啓発本で、「今すぐやるべき基本の習慣」「今すぐやめるべき無駄な行動」などの6章で構成。「質問は意味を考えてすべし!」「仲間同士でなれあうなかれ」など、サブタイトル通り、今すぐできる自分改造術を指南している。
一方の「今やる人になる40の習慣」は、何事にもグズグズせず「今やる!」ことの重要性を説いた生き方ノウハウ本。読めばやる気が湧いてくる著者独特の言葉にコミカルなイラストを交え、「今やる人」が普段から心がけている「40の習慣」を紹介している。
TVやCM出演などで、現在「見ない日はない」という程人気となっている著者。作品はそんな著者の志向や信念が分かる作品なだけに、メディアでの露出がさらに増え、その信念が伝わるほどに、著作への興味を持つ人が増えることは間違いなく、今後のセールス拡大に大きな影響となりそうだ。