向かったのは、パリでも有数の賑わいを誇るマドレーヌ広場のフォション本店。そこには、エクレアが4つセットで展示されている。フォションの公式サイトによると、このエクレアはワニの色の緑、紫がかったマゼンダ、そして白をベースにしたチョコでラコステらしさを強調。中に入っているクリームは抹茶、アーモンド、バニラ&レモン、それにイチゴというラインアップだ。
どれもおいしそうだが、ここはやはり、ワニに敬意を表して緑色のエクレアを選んでみた。ラコステのポロシャツをイメージしたという細かい模様が、ワニの鱗のようにも見えてとてもかわいらしい。
ナイフで慎重に切ってみたところ、しっかりしている生地はとても薄く、中にはクリームがたっぷり詰まっていることに驚く。口に入れてみると、上のチョコ部分とクリームの両方から抹茶の味を楽しむことができ、ラコステ云々は関係なくずっと販売していて欲しいと思わせる完成度だ。
そして、ずっと残していたワニを最後の一口でパクッ。ホワイトチョコレートの深みのある甘みが広がり、大満足の出来映えとなっている。