団十郎さんは1953年、7歳のときに市川夏雄の名で初舞台。1958年に六代目市川新之助、1969年に十代目市川海老蔵、1985年に十二代目団十郎を襲名した。
2004年に急性前骨髄球性白血病を発症。しかし、2008年に妹・市川紅梅(63歳)から骨髄移植など治療を続けた結果、克服し、その後は再び舞台に立ち続けていた。昨年12月の入院後は、今年1月の新橋演舞場公演、3月の主演舞台「オセロー」の中止を発表。4月2日に誕生する新生・歌舞伎座への出演を目標に闘病していた。
長男は歌舞伎俳優の市川海老蔵(35歳)で、今年3月には、海老蔵とフリーキャスター・小林麻央(30歳)との間に第2子が誕生する予定。