同曲は長く必殺シリーズの音楽を担当してきた平尾昌晃氏が作詞・作曲を担当。勇壮な中にも女性コーラスの合いの手を加え、コミカルな味もある新しい“男歌”になっている。
前作「夜明けの風」のビデオではマイクがスターウォーズのライトセーバーのような武器になり、ジェロが斬り込む姿が衝撃的だったが、今回はさらにアクションシーンをプラス。迫力の映像に仕上がった。
普段は“歌い屋のジェロ”として着物にキャップをかぶり、宴を盛り上げる歌手。しかし夜になると黒い着物に赤いマントを羽織った姿に変身し、武器となるマイクから“桜ビーム”を放ち、迫り来る忍者たちを次々となぎ倒している。
今回の楽曲についてジェロは「今までになかった世界観でした。1月にリリースした『夜明けの風』の曲調とも全く違って、明るく遊び心のある曲でありながら、それでいて必殺仕事人っぽい曲でもあります」とコメント。
また、撮影については「前回も1日かけて撮影したので大変でしたが、今回のビデオ撮影は僕の歌手人生で一番大変でした(笑)。撮影時間は、ほぼ20時間(朝9時から翌日早朝まで)と長丁場でしたが、とてもいい経験になりました」と振り返り、ビデオの内容については「いろいろなシーンがあり、たくさんの見所が詰まったビデオになっていて、本当によかったです。あらためて“必殺”の格好良さを感じさせる出来に仕上がっていると思います」とその出来映えに満足しているようだ。