このたび開設されたBUCK-TICK映画公式サイト(http://bt-movie.com)は、文字と音声のみの謎めいた内容になっており、気になる映画の全貌は明かにされておらずベールに包まれている。関係者によるとすでに収録は500時間を超え、膨大な映像素材が集まっているという。
日本を代表するロックバンドBUCK-TICKは、日本のロックシーンが急激に加速し始めた時代の真っ只中である1987年にメジャーデビューを果たし、1989年にリリースされた3rdアルバム「TABOO」がチャート第1位を獲得。名実共にトップアーティストの仲間入りを果たし、彼らの活動はロックを一般化させ、“バクチク現象”とまで呼ばれるようになった。
その後も独特なポップセンスとダークな世界観を深く掘り下げていく一方で、ブレイクビーツ、ドラムンベース、エレクトロニカなど、常にその時代の先鋭的な要素を積極的に取り入れ、まさにBUCK-TICKでしか成し得ない独自の音楽性を提示しながらも今なお進化。現在活躍するアーティストたちにも多大な影響を与えてきた。
9月22日(土)・23日(日)には、BUCK-TICKトリビュートアルバム「PARADE II〜RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK〜」に参加したアーティストたちと共に、千葉ポートパーク内 野外特設ステージにて一大ロックイベント「BUCK-TICK FEST 2012 ON PARADE」を2日間にわたって開催。その後も10月6日(土)を皮切りに、12月29日(土)の13年連続となる武道館公演まで計27本にも渡る全国ツアー「TOUR夢見る宇宙」が予定されている。不動のメンバーで25年という長い年月が過ぎようとも、彼らの勢いは一向に衰えることはない。
25周年という記念すべき節目の年に映画化が決定。どのような内容になるのかは、今後、公式サイトや公式facebookで明らかになるという。ファンはそちらも要チェックだ。