「味噌バターカレー牛乳どら焼き」は、1964年から青森市内で営業している松栄堂が、「地元の消費者や生産者に支えられているからこそ、美味しい和菓子づくりが出来る。地元から応援される菓子を作りたい」との思いを込めて開発した一品。近年B級グルメとして注目を集める青森市の「味噌カレー牛乳ラーメン」からヒントを得て、「味噌バターカレー牛乳どら焼き」が誕生した。
「味噌カレー牛乳ラーメン」は、30年以上青森市民に愛されているソウルフードで、味噌ベースにカレー粉と牛乳を加えバターをトッピングした新感覚ラーメンのこと。これをどら焼きにするにあたり、松栄堂は生地に津軽熟成味噌、青森県産の牛乳のほか、蓬田村の坂本養鶏さんの卵など、青森県産の素材を中心に使用した。
ちなみに、松栄堂はこれまでにも青森県産の素材を活かした「りんごどら焼き」「コーヒーどら焼き」など計6種類のどら焼きを販売してきたが、「味噌バターカレー牛乳どら焼き」はその目新しさも手伝って、現在、一番人気になっているそうだ。
気になるお味は「口に入れるとすぐにカレーの風味が広がりますが、その後あんの甘みが加わりまろやかな味わいの和スイーツ」(松栄堂より)とのこと。販売は松栄堂栄町本店、橋本店、浪館店のほか、電話受注による全国発送も行っている。