そんな女性の困りごとに着目したお助けアイテム「ジョーイ・ブラ」を、米国の大学生2人が開発しました。公式サイトによると、米ワシントン州在住の2人は、ワシントン大学でビジネスを選考するマリア・ジェントリーさんとカイル・バートローさん。「ジョーイ・ブラ」には、メッシュ仕立てのサイドポケットがついており、クレジットカードや携帯電話を持ち運べるようになっているのです。ポケットを脇につけたことで、外部からも目立たないよう配慮したデザインになっています。
商品名にある「ジョーイ」とは、カンガルーの子どもを指す英語。カンガルーがポケットで子どもを安全に保護することから、大切なモノを紛失する心配がなく、手軽に持ち運べるというコンセプトにちなんで名付けられました。
2人が商品を説明する動画によると、クラブで貴重品を紛失してしまったと嘆く女性の“つぶやき”がFacebookやTwitterなどで「実に多かった」ことが、この商品のアイデアに繋がったそうです。
この「ジョーイブラ」は起業家を支援するサイトKickStarter.comで、4,000ドル分の予約が入った時点で販売実現という条件で紹介され、5月2日現在、すでに7,000ドルの予約を突破。ジェントリーさんとバートローさんはこの反響に驚きつつも、すでに次商品(スポーツブラ版「ジョーイブラ」)の開発も視野に入れているそうです。